ベニー・グッドマン、生誕100周年記念のベスト盤登場

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「シング・シング・シング」の大ヒットで知られるスイングの王様、ベニー・グッドマン。1930年代にキング・オブ・スイングとして一世を風靡したクラリネット奏者であり、スイング黄金時代の一大ブーム巻き起こした立役者だ。1909年シカゴ生まれであるベニー・グッドマンの生誕100周年企画として、究極のベスト盤『レッツ・スイング!』が5月27日にリリースとなった。

今回リリースされた『レッツ・スイング!』は、大ヒットした2作品『B.G.in Hi-Fi』と『Benny Goodman Story』の中から魅力を伝えるために厳選された20曲で構成されており、価格も1,980円と安価に抑えられた決定版となっている。

音楽好きだった両親の影響で10歳の頃からクラリネットを始めたベニー・グッドマンは、16歳で一流のジャズ楽団のリーダー、ベン・ホラックに見いだされ彼の楽団に参加、19歳で独立し1932年には自身のバンド「ベニー・グッドマン楽団」を結成、NBCラジオに定期的に出演、全米をまわるほどの人気を博すまでになった。1938年にはクラシックの殿堂カーネギーホールで史上初のジャズ・コンサートを成功させる偉業を達成、“キング・オブ・スイング”と呼ばれアメリカの英雄として尊敬されているコルネット奏者だ。

日本では、映画『スウィングガールズ』でサントラ『ベニー・グッドマン物語』収録の「シング・シング・シング」が使用されたことにより、改めてベニー・グッドマンにも脚光が当たった。聴いて楽しい踊れるダンス音楽=スイング・ジャズ、そのダンス音楽を鑑賞する音楽にまで高めたベニー・グッドマンの究極のベスト盤が『レッツ・スイング!』なのだ。


◆『レッツ・スイング!-ザ・ベスト・オブ・ベニー・グッドマン-』
2009年5月27日発売 1,980円(税込)
TOCJ-66509
1シング・シング・シング
2ビッグ・ジョンズ・スペシャル
3レッツ・ダンス
4ドント・ビー・ザット・ウェイ
5ストンピン・アット・ザ・サヴォイ
6キャンプの集い
7グッディ・グッディ
8かくて天使は歌う
9サムバディ・ストール・マイ・ギャル
10ムーングロウ
11メモリーズ・オブ・ユー
12アヴァロン
13チャイナ・ボーイ
14エアメール・スペシャル
15ローズ・ルーム
16ビューグル・コール・ラグ
17キング・ポーター・ストンプ
18イッツ・ビーン・ソー・ロング
19ジャージー・バウンス
20グッドバイ
◆SoundTown JAZZサイト
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