マイケル・センベロが放つ、極上ブラジリアンAORの世界

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マイケル・センベロ、ブルース・ガイチ、ジェイニー・クルーワー、この3人によるユニット、その名もザ・ボサノヴァ・ホテル。彼らが、往年の名曲を極上ボサノヴァ・サウンドでカバーしたアルバム『ムーン・アイランド』をリリースした。

マイケル・センベロといえば、当然のように映画『フラッシュダンス』でジェニファー・ビールスが我を忘れて踊るシーンで流れた挿入歌「マニアック」を思い起こすわけだが、質の高いソングライティング/プロデュースを行なってきた彼の代表アルバム『マニアック』に、青春のほとばしりを重ね合わせた洋楽マニアも少なくなかった。

その『マニアック』、実はオリジナルの洋題は『Bossa Nova Hotel』だったんですね。

全米チャート1位に輝いた「マニアック」のセルフ・カヴァーを含む、ザ・ボサノヴァ・ホテルのデビュー・アルバム『ムーン・アイランド』が5月27日にCDと音楽配信で発売となった。収録曲は「ラヴィン・ユー」(ミニー・リパートン)、「アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン」(アース・ウィンド&ファイアー)、「風のシルエット」(ボビー・コールドウェル)など黄金の名曲がずらり。これらがボサノヴァやサンバなどブラジリアン・ミュージック風にカヴァーされ、極上のハイセンス・アルバムとなって登場したというわけだ。

彼らのアレンジにはデヴィッド・フォスターも最大級の賛辞を贈っている。「なんと素晴らしいヴァージョンだろう!ジェイニー、マイケル、そしてブルースはずっと素晴らしい作曲家であり、コンスタントに素晴らしい音楽の才能を発揮し続けている。これを聴いてみてほしい。きっとあなたは僕に同意してくれるはずだ」──デヴィッド・フォスター

そして何より嬉しいのは、ザ・ボサノヴァ・ホテルを各々の活動と並行しながらライブなどで積極的に活動していくという点だ。現在EMIミュージック・ジャパンのオフィシャルサイトでは、彼らの新曲「スルー・ア・チャイルズ・アイズ」のPVとアルバム全曲の試聴を実施中。着うた(R)でも「アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン」が販売中となっている。

ヤシの木とプール、セクシーに輝く月、そしてカクテルを描いたCDジャケットが、あなたのツボをピンポイントにつつくでしょ?

『ムーン・アイランド』
2009年5月27日発売 TOCP-70756
マイケル・センベロ(vo,G,Key)/ブルース・ガイチ(G,Bass&programming)/ジェイニー・クルーワー(Vo,Key)
1.恋のゲーム
2.アフター・ザ・ラヴ・イズ・ゴーン
3.マニアック
4.ア・デイ・イン・ザ・ライフ・オブ・ア・フール
5.テインテッド・ラヴ
6.ラヴィン・ユー
7.レッツ・グルーヴ
8.フィーリン・オールライト
9.ラ・イスラ・ボニータ
10.インサイド・マイ・ラヴ
11.風のシルエット
12.ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド
13.スルー・ア・チャイルズ・アイズ *日本盤ボーナス・トラック
14.ラヴィン・ユー(ボサノヴァ・ヴァージョン) *日本盤ボーナス・トラック
◆EMIミュージック・ジャパン・オフィシャルサイト
◆ザ・ボサノヴァ・ホテル・マイスペース
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