音源ダウンロードサイト「UVI Soundsource.com」日本語ページ正式公開、銅鑼コレクションも登場

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仏UNIVERS SONSが、ソフトウェア音源のダウンロード販売サイト「UVI Soundsource」の日本語ページを正式公開した。UNIVERS SONSは、UltimateSoundBank製品やMOTU社への音源エンジンの供給で知られるメーカー。従来より同社の音源の国内販売を手がけてきたハイ・リゾリューションの協力により、今回の日本語ページの公開となった。この日本語ページの正式公開により、海外から直接音源をダイレクト価格で購入可能なうえ、購入後のカスタマーサポートを日本語で受けることができる。

UVI Soundsourceの音源は、定番のUVI Soundcardシリーズから、一般流通製品として実現困難なマニアックなものまで、その場で購入が可能。購入した音源は、同サイトで無償配布するUVI Workstation以外に、MOTU Mach Five 2、MOTU BPMなどの最新のUVIエンジンを実装した製品でも使用可能だ。

UVI Soundsourceでの買い物はクレジットカード、もしくはPAYPALでの決済で、米ドルもしくは欧州ユーロとなる。また、購入した製品の使用には、別途iLok Smart Keyが必要になる。

日本語ページの公開と同時に、同社からは新製品もリリースされている。それが「Spirit of Gongs」だ。「Spirit of Gongs」は「魂の銅鑼(ゴング)コレクション」と銘打った、他に類を見ないジャンルの音源で、80もの古代の銅鑼(ゴング)と関連したパーカッションをライブラリー化している。

銅鑼(どら)は、主に東アジア、東南アジアの楽器で、金属板を撥(マレット)で叩いて音を発する。このコレクションは、主に音楽用途を想定して、サイズを中型から小型のもの(5インチから26インチ)までを中心に収録している。

これらの楽器は、他のUltimateSoundBank製品と同様のオーディオクオリティ、最高級のアナログおよびデジタル機器を使用して、24bit/96kHzで収録。楽器によっては、マルチヴェロシティで収録を行っている。こうして完成した音源は、その豊かかつ微細な響きまでをも忠実に再現するという。

さらに1つの楽器に対してチューニングの異なったサンプルを組み合わせることで、キーボード演奏によって実際に本物の銅鑼を叩くのと同様の感覚が得られる。こうしたミュージックベルやチャイム、あるいはボンゴなどで良く用いられるプログラミング手法によって、これまでの銅鑼(ゴング)音源にはない表現力ある演奏が楽しめる。

収録楽器はカテゴライズされ簡単にアクセス可能。Burma、Cambodia、China、Indochina、Japan、Malaysia、Vietnam……など地域別に分類。さらには多くのプリセットには、UVI Workstationなどで読み込むとその楽器の画像やサイズなどの詳細を表示することも可能だ。

収録された音は以下のデモページで聴くことができる。
◆デモページ

◆UVI Soundsource.com 日本語ページ
◆ハイ・リゾリューション
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