Safarii、ハワイでヒットした作品が1年経って日本でブレイク

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KONISHIKIから「Safariiは日本の音楽界の横綱になる」とリスペクトを受け、2008年8月にデビューを飾ったSafarii(サファリ)の作品が配信でブレイクした。今、レゲエ着うた(R)最大手レゲエザイオンでダントツのデイリー1位を記録している曲が、Safariiの「My Sunshine」なのだ。

ただ、面白い点がひとつ。「My Sunshine」は1年以上の前の旧曲なのである。

ハワイアンレゲエ・ユニットSafariiは、日本人ながら2008年6月ハワイで先行デビューを果たしている、男女ボーカル各1人とラッパー1人という3人組。デビュー・ミニアルバム『808(エイトオーエイト)』は、ハワイ地元のCDショップで1位を記録。その後KONISHIKI氏らと親交を深めアラモアナで合同イベントを行ない、本人出演CMのタイアップソングに抜擢されたりと、積極的な活動を行なってきた。

今回1位になっている「My Sunshine」は、このハワイリリースされた『808』の収録曲の1曲で、ハワイ盤が現地でも完売になっていることもあり、日本のファンから「なんとかして手に入れたい」との要望から6月10日に配信が開始されたというもの。デイリーチャートは連日1位を推移しており、ウィークリーチャート1位も間違いないだろう。

Safariiの日本デビューはハワイデビューから遅れること2ヵ月後の2008年8月だったが、切ないレゲエのリズムに恋人を失う悲哀を歌った「涙音」、ドラマ『セレブと貧乏太郎』挿入歌「Hero」をリリースするにとどまり、ミニアルバム『808』は未発売のままなのである。

なお、6日17日からは最新曲「この恋にさよなら」の着うた(R)も配信開始となった。リーダーのAK(エイケー)曰く「僕らがハワイで培った全てを濃縮し、歌詞には、恋の最後の男女が見せる切なさを表現しました」という、真骨頂の失恋レゲエ・ソングとなっている。
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