天才ピアニスト現る、その名も牛牛

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この屈託のない笑顔を見せる少年が、すでに話題沸騰の牛牛(にゅうにゅう)。丑年生まれだから牛牛というニックネーム。7月11日に12歳になる中国・福建省出身のこの坊やこそ、名門・上海音楽学院に在籍中でクラシックの英才教育を受けるピアニスト、その人である。

牛牛の神童っぷりを物語るエピソードには事欠かない。おなかの中では母親経由でモーツァルトを堪能。3歳で初心者用の楽譜1冊をマスターし、1000人の前でソロ・リサイタルを実施したのは6歳の時。8歳で超名門・上海音楽学院の中等部に飛び級で入学、フランスでデビューを飾る。10歳の時にはイギリス皇室の招聘により、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでチャールズ皇太子の前でソロ公演、「情熱があり詩的」と絶賛された。創立112年のEMIクラシックスと史上最年少で契約、このたび中国に続き日本でもデビューを果たす。


神童としての新たなる1ページは、東京でも加わることになった。クラシックの殿堂、赤坂のサントリーホールでの単独公演が10月24日に開催されることが決定し、最年少記録を塗り替えるのだ。これまでの記録は、やはり神童と呼ばれたロシアのピアニスト、エフゲニー・キーシンの15歳。牛牛はその記録を3歳も下回ることになる。んー、もはや常識の尺度では話が付いていけない。

牛牛のデビューアルバム『プレイズ・モーツァルト』は7月22日の発売だ。音楽評論家の伊熊よし子は「牛牛が演奏すると、モーツァルトの作品が生き生きと躍動感にあふれ、音楽が新たな生命を帯びる」と評し、上海の音楽ライター:エドワード・モートン・ジャックは「めったにないほどの洞察力を持った才能溢れる若いピアニストである」と語る。

さて、この天才少年の生演奏を観てみたくないだろうか。アルバム『プレイズ・モーツァルト』の発売を記念して7月27日東京・白寿ホールでプレミアコンサートが開催、<親子で21世紀のモーツァルトを聴きに行こう!>と題されたこのコンサートには、親子100組200名が抽選で招待される。応募・詳細は牛牛のオフィシャルサイにてご確認を。

『牛牛 プレイズ・モーツァルト』
2009年7月22日発売
TOCE-56240 2,500円(税込)
1. ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K545 第1楽章~第3楽章
2. サリエリの「私のアドニスよ」の主題による6つの変奏曲ト長調K180
3. ロンド イ短調 K511
4. キラキラ星変奏曲K265
5. 幻想曲ハ短調K396
6. ピアノ・ソナタ第11番イ長調K331より第3楽章「トルコ行進曲」
7. ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K271「ジュノーム」より第3楽章:ロンドー
(以上モーツァルト作曲)
8. 瀏陽河(リュウヨウコウ)(唐璧光作曲 王建中編曲)※ボーナストラック

◆牛牛オフィシャルサイト
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