ジョージ・ハリスン、『オールタイム・ベスト』発売

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2001年に亡くなったジョージ・ハリスンの『オールタイム・ベスト』が、7月8日にリリースとなった。

ビートルズが最後のアルバム『レット・イット・ビー』を発売したのが1970年5月。そのわずか6ヵ月後にリリースされたジョージの傑作ソロ・アルバム『オール・シングス・マスト・パス』から、2002年発売のラスト・アルバム『ブレインウォッシュド』までを収録、さらには1971年の歴史的公演<コンサート・フォー・バングラデシュ>のコンサートより、ジョージのビートルズ時代の名曲である「サムシング」「ヒア・カムズ・ザ・サン」、さらにはエリック・クラプトンがギターを弾く「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウイープス」といった貴重なライヴ音源をも収録した、ジョージ・ハリスンの決定的ベスト・アルバムだ。

ジョージ・ハリスンはヒット・チャートにも恵まれたアーティストである。ビートルズ解散後に、ソロで最初の全米1位となったのはジョージの「マイ・スウィート・ロード」(1970年)であり、現在のところソロ作品で最後の全米1位もジョージの「セット・オン・ユー」(1987年)であった。もちろんいずれもこのアルバムに収録されており、ビートルズ解散後さらに開花したとも言われるジョージの才能とヒット曲がこの作品で確認することができる。

ジョージの決定盤ベストといえる当作品、曲のセレクトは妻オリビアによるものだ。

『ジョージ・ハリスン・オールタイム・ベスト』(原題『LET IT ROLL』)
2009年7月8日発売(輸入盤6月15日発売) 2,600円(税込)
1.セット・オン・ユー (クラウド・ナイン)
2.ギヴ・ミー・ラヴ (リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド)
3.バラード・オブ・サー・フランキー・クリスプ (レット・イット・ロール)/(オール・シングス・マスト・パス)
4.マイ・スウィート・ロード (オール・シングス・マスト・パス)
5.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウイープス(ライヴ)(コンサート・フォー・バングラデッシュ)
6.オール・シングス・マスト・マス (オール・シングス・マスト・マス)
7.エニイ・ロード (ブレインウォッシュド)
8.ディス・イズ・ラヴ (クラウド・ナイン)
9.過ぎ去りし日々 (思いは果てなく~母なるイングランド)
10.マルワ・ブルース (ブレインウォッシド)
11.美しき人生 (オール・シングス・パスト・マス)
12.悠久の輝き (ブレインウォッシュド)
13.FAB (クラウド・ナイン)
14.サムシング (ライヴ)(コンサート・フォー・バングラデッシュ)
15.ブロウ・アウェイ (慈愛の輝き)
16.チア・ダウン (リーサル・ウェポン2 サントラ)
17.ヒア・カムズ・ザ・サン(ライヴ) (コンサート・フォー・バングラデッシュ)
18.アイ・ドント・ウォント・トゥ・ドゥ・イット (ポーキーズ・リヴェンジ サントラ)
19.イズント・イット・ア・ピティ (オール・シングス・マスト・マス)
※(カッコ内はオリジナル収録アルバム)
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