ゴリラズの初映画『BANANAZ』、サマソニでプレミア公開

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ゴリラズの初映画『BANANAZ』が遂に日本上陸となる。しかも初公開の場が<サマーソニック09>なのだ。

ゴリラズといえば、いわずと知れたブラーのデーモン・アルバーン(音楽担当)と、ジェイミー・ヒューレット(ヴィジュアル担当)の2人がクリエイターとなって創り上げたヴァーチャル・バンドだが、気づけばワールドワイドのトータル・セールスは既に1200万枚超。グラミー賞、ブリット・アワード、MTVアワードを始め世界各国の音楽賞も数々受賞し、史上最も成功したヴァーチャル・バンドとなっていた。

ゴリラズの功績は、21世紀の音楽シーンに“ヴァーチャルなバンドが実際の音楽界で成功を収める”というこれまでになかった新機軸を打ち出したことなのだ。そんなゴリラズの成功の過程を追ったケリ・リーヴィ監督のドキュメンタリー映画が『BANANAZ』。

この作品の日本での初めての公開の場として選ばれたのが<サマーソニック09>となった。というのも、ゴリラズの日本で唯一のパフォーマンスは2001年の<サマーソニック>であり、今回のドキュメンタリー映画でもボーナス映像中にその際の貴重な映像が盛り込まれているのだという。2009年9月の国内盤DVD発売に先駆け、プレミア上映をするのであれば<サマーソニック09>が最適と決定したようだ。

映画『Bananaz』にはゴリラズの他、デニス・ホッパー、デ・ラ・ソウル、イブライム・フェレール、ダン・ジ・オートメーター、D12、ブーティー・ブラウン、デンジャー・マウスらも登場する。この映画は2008年2月に開催された第58回ベルリン映画祭で初めて劇場で上映されて以来、SXSWからエディンバラ国際映画祭に至るまで、世界各国の映画祭でカルト的な人気を得てきた作品でもある。
まさに音楽ファン/映画ファンともに見逃せない注目の作品と言えそうだ。

前代未聞のヴァーチャル・バンド、ゴリラズはどうやって誕生し、世界1,200万枚という未曾有の成功を収めたのか。なお、<サマーソニック09>で上映されるのは東京会場のみ本編91分だけとなる。

『BANANAZ』
国内盤 2009年9月2日発売 4,800円(税込) TOBW-3374
※本編91分+特典映像62分
※5.1chサラウンド/
※インタビュー日本語字幕付
※日本盤のみ:BANANAZがもっと面白くなる読本付
◆『BANANAZ』オフィシャルサイト
◆<SUMMERSONIC 09>ウェブサイト
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