ワコムのプロ用DJ機器「nextbeat」がスペインの音楽フェス<SONAR>に出展

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ワコムが新たに音楽事業に参入、その第1弾製品として発売準備中のプロフェッショナル向けDJ機器「nextbeat」がスペイン・バルセロナで行われた音楽フェスティバル<SONAR 2009>に出展された。イベントの模様が同社サイトでレポートされている。ヨーロッパでは2回目となる音楽イベント参加だが、今回も訪れたオーディエンスから大きな注目を集めたようだ。

nextbeatは、ペンタブレットで有名なワコムが音楽分野向けに新たに開発したプロフェッショナルDJ機器。操作にパソコンは不要、タッチセンサーによってコントロールされる2つの音源と、ミキサー、エフェクター、サンプラーの機能が30cm×30cmのレコードジャケットサイズにまとめられている。最もユニークなのは操作部を本体から取り外して演奏できること。まったく新しいプレイスタイルが実現できる期待のDJギアだ。

さて、そんなnextbeatが出展された<SONAR>は、スペイン・バルセロナで毎年6月に開催されるエレクトロニック・ミュージックとマルチメディア・アートを複合させた世界最大級の音楽フェスティバル。2008年は約8万5千人が来場した。SONARの会場は、アーティストのライブ演奏と電子楽器に関連する各企業が設けるブースで構成、nextbeatはブースへの出展となった。イベントは3日間で、展示は12時から22時まで、そしてライブ演奏は昼夜通して行われたという。

展示ブースはエレクトロニック・ミュージック関連のメディアやファッション製品を扱っている企業によって行われる。音楽関連機器を出展していたのはワコムを含む12社ほど。その中でもハードウェアを展示していたのはワコムのみで、ほかはパソコン用のソフトウェアやインターフェイス機器ばかりだった、といったレポートも興味深い。

ブースでのDJによるデモ演奏は、nextbeatならではのポータブル部分を取り外した状態で行われ、来場者を大いに盛り上げている様子が写真でも伝わってくる。

この熱いレポートの全文は以下で読める。nextbeatに期待するDJおよびDJ予備軍は必読だ。

◆イベントリポートVol.2 プロDJ機器「nextbeat」がスペインの音楽フェスで大活躍

国内でのイベントも気になるところだが、うれしいことに、今年で11年目を迎える<WIRE 09>(8月29日)へのブース出展が決定している。当日は、ゲストDJによるデモ演奏のほか、来場者が実際に触れるようになる模様。実機を見たい、触りたいという人は要チェックだ。

◆nextbeatオフィシャルサイト
◆日本限定キャンペーンサイト
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