ももいろクローバーがデイリー11位、常識を打ち破る新たなキャンペーンの図式

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ももいろクローバーのデビューシングル「ももいろパンチ」がオリコンデイリー11位(8/4付)を記録した。全国ヤマダ電機でのみのキャンペーンでここまでの認知拡大は、これまでには考えられなかった新展開だ。

先のニュースでお伝えしたとおり、キャンペーン展開は家電店のみ、その情報はネットで伝わっていくというももいろクローバーを支えたプロモーション展開は、多くのファンとその情報を伝える口コミの力が大きく作用し、結果デイリーチャートに大きな爪痕を残すことになった。

ちなみに、リリース前日の8月4日(火)には、ファンを交えた公開パフォーマンスと発売記念記者発表会を実施、ツアー前半戦のハードなスケジュールを一緒に戦い抜いた(?)コアなファンをリハーサルに招待していた。当日限定のスペシャルパスの発行からリハーサルのみ未発表楽曲を歌ってしまうという大盤振る舞いで、ライヴ本番にも負けない盛り上がりをみせていた。

そして8月5日、まだまだツアー真最中のメンバーは、ライヴ中にデイリー11位獲得の知らせを聞き、感動の号泣。

ファンへの感謝が伝わり、スケジュールの告知さえ届くのであれば、これまでのキャンペーン手法はもはやなんら意味を成さないことを、彼女達は身をもって証明し始めている。ネット時代の新アイドルの誕生は、こういう現場に渦巻いているのかもしれない。
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