デビューライヴを振り返って、TOSHIから熱いメッセージ
◆デビューライヴを振り返って、TOSHIから熱いメッセージ ~写真編~
2008年夏、<地球に代わって叫ぶ>をキャッチフレーズに誕生したエコハードロックバンド、TOSHI with T-EARTHは、TOSHIのその類まれなる声域とパワーを秘めたドラマチックヴォーカルはもちろんのことながら、ベースKAIN(24歳)、ギターRYO(18歳)、ドラムRIKU(12歳)という若いメンバーがひたむきに純粋に脇をかため、デビュー・ライヴを見事に成功に導いた。
30年ものキャリアを誇るTOSHIだが、このライヴを振り返ってのメッセージを発表した。オーディエンスとの一体感も体感した彼は、非常に大きな手ごたえを感じたようだ。
下記が、TOSHIからのメッセージだ。
◆ ◆ ◆
8月13日の新生TOSHI with T-EARTHのコンサートを終えて
13日のコンサート、本当にすごかった。何よりも感じたのは楽曲のすごさだ。現在のロック最先端といっていいほどのかっこいいロックサウンド。アレンジ/歌詞ももちろん最先端のエコ、環境、本質。ボーカルは私の30年間の培ってきたものすべてをこめた渾身のシャウト!そしてそれに応えるオーディエンスとの一体感も広がり続けるコスミックのよう。ボーダーレスだった。
そしてメンバーは小学校6年生、ドラムスは12歳の天才ドラマーRIKU。本格的なライブは初めてということだが、何よりもそのすごさは、かっこよさは、赤坂ブリッツで体感した方はもう100%感じすぎるほど感じただろう。テクニカルで、時に過激で、それでも純粋にひたむきにたたく姿は、誰しもが感動したはず。だけど天才と呼ばれる影にはものすごい練習をひたすらしている彼の姿があった。手を見せてもらったとき、そこには人生初めてできたという「まめ」が赤くにじんでいた。かわいいくてりりしいRIKU。真の可能性を見た。
ギターはRYO。先日18歳になったばかり。端正な顔立ちも、年齢にそぐわぬ卓越したテクニックも彼の魅力だが、初ステージとは思えないほど物怖じせず、決めるところはかっこよく決め、また、ステージを自由奔放にはしゃぎまわりながら楽しく演奏し、オーディエンスへのアピールもかっこよかった。華がありフレッシュな感覚が最大の魅力の彼は新たなるスターの資質十分だ。「T-EARTHの楽曲は時代の最先端」と若い彼が語るように、若い世代にとってもそのように感じる音楽性の高いぶっ飛びの楽曲を本当に寝る間も惜しんで練習していた。そのような陰の努力をおくびにもみせない彼の明るく素直な天然キャラがステージで爆発した!今回のステージで十二分にオーディエンスに伝わっただろう。
ベースはKAIN。24歳で3人の中で一番お兄さんの彼は、バンドでも長男としてまとめ役。彼もかわいらしいルックスに、安定感抜群の卓越したテクニックでバンドの屋台骨を支えている。ステージングも渋く、時にかわいく、かっこよく決めていた。「時代の最先端のロック」は彼のベースが支え、ひっぱってもいる。彼の音楽的センスもまた時代の最先端。音楽的にも長男としても私のサブリーダー的な存在。
そして途中からはT-GAIAのメンバーも初ステージとなり、T-EARTH&T-GAIAの合体バンドでのパフォーマンスは圧巻で感動的で愛のあるファミリーのようで、なにか熱くそして豊かな気持ちになったのはオーディエンスも一緒だっただろう。
次回のT-EARTHのライブは9月11日大阪なんばハッチ今回参加した人も、参加できなかった方も、本当にこころのそこからお伝えしたい。
◆ ◆ ◆
<TOSHI with T-EARTH なんばHatch 公演>
~look next ロート目薬100周年 PRESENTS~TOSHI HEALING EARTH PROJECT AUTUMN LIVE in OSAKA
2009年9月11日
18:00開場 19:00開演
@なんばHatch(大阪)
前売1F スタンディング\7,500(税込/1DRINK\500別)
※2階席の一般発売はなし
[問]ソーゴー大阪 06-6344-3326、TOSHIコンサート事務局 0287-73-2772
◆TOSHI with T-EARTHオフィシャルサイト
◆TOSHI with T-EARTHマイスペース
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