GLAY、15周年記念ライヴに15万人集結

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2009年でデビュー15周年を迎えたGLAYが、そのアニーバーサリー・ライヴを8月15日(土)、16日(日)の2日間にわたり横浜・日産スタジアムで開催。両日でのべ15万人のファンが集結し、盛大な盛り上がりをみせた。

◆GLAY、15周年記念ライヴに15万人集結~写真編~

GLAYはこの一年、「15年間支えてくれたファンの皆様への感謝の1年にしたい」という想いから、精力的に様々な形のライヴを敢行。4月には約7年振り、ファン待望のメンバー・プロデュース・ライヴを4ヵ所で開催(全5公演)。6月には横浜・みなとみらい日本丸メモリアルパークに1万5千人が集結したフリー・ライヴを実施。そして、GLAYとしては初の北海道・夕張の公演を含むホール・ツアー(10ヵ所10公演)を行なってきた。

その15周年最大の盛り上がりとなるアニバーサリー・ライヴが、8月15日(土)、16日(日)に横浜・日産スタジアムで開催された<GLAY 15th Anniversary Special Live 2009 THE GREAT VACATION in NISSAN STADIUM>だ。

デビュー15周年を迎えることができたGLAYが、感謝の意を込めてファンをおもてなしする、といったコンセプトのもと、“HOTEL GLAY”をテーマにした今回のライヴ。夏のリゾートを思わせる洋風ホテルのイメージでデザインされたステージ・セットは、全長110m、高さ30m、総制作費15億円という、GLAYのライヴ史上、最大規模のもの。また、“少しでもみんなの所まで近付き、感謝の気持ちを伝えたい”というメンバーの想いから、日産スタジアムのアリーナ面を1周する全長約500mの巨大な花道も実現させた。

初日、15日のライヴのオープニングは、総勢80名の地元・横浜のマーチング・ブラスバンド“ヨコハマロビンズ”が『プロジェクトAのテーマ』を演奏し、“HOTEL GLAY”の華々しいOPENを演出。そして10名の執事を従えたリーダーTAKUROの挨拶からスタートした。ライヴ終盤には、最高潮の盛り上がりの中、ステージに設置されていたフルーツ型の巨大バルーンが回転し、アメリカ合衆国のシンボルでもある歴代大統領の顔を刻んだマウント・ラッシュモアがメンバーの顔となって出現するなど、演奏はもちろんの事、数々の楽しい演出で多くのファンを魅了した。

セット・リストは両日異なり、15日は「ROCK」、16日は「LOVE」をテーマに、GLAYの歴史を2日間で振り返る内容となった。

15日は最新シングル「I am xxx」をはじめ、15周年第1弾シングルとして発表した約15分の超大作「SAY YOUR DREAM」、「GLOBAL COMMUNICATION」等、ロック色の濃い楽曲を披露。「LOVE」をテーマにした16日は、ミリオンセールスを記録したシングル「HOWEVER」「誘惑」「SOUL LOVE」などのラブソングを中心に演奏した。

また、このアニバーサリー・ライヴならではの1曲として、デビュー以来、ステージでの演奏は初となる楽曲「julia」を両日披露。同楽曲は、デビュー曲「Rain」の原曲だった曲で、ある意味、GLAYの原点とも言える楽曲だ。TAKURO曰く「函館から東京に来てチャンスを求めていた頃、新宿のスタジオでレコーディングした曲がレコード会社の耳に留まり、メジャーデビューのきっかけとなった。みんなとGLAYを結びつけてくれた奇跡のような大切な曲」だという。TAKUROのギターとTERUのヴォーカルによる、アコースティック・アレンジで演奏し、15年間支えてきてくれたファンにとって、最高のおもてなしとなったのではないだろうか。

2日間のチケット約14万枚は前売りの段階で既にソールド・アウト。両日のセット・リストが異なることから、会場の外に詰め掛けたファンを合わせると、2日間で約15万人が集結したことになる。まさに、15づくし、15周年を記念するライヴで、GLAYの新たな歴史が刻まれた。

◆GLAY 日産スタジアム公演特設Site
◆GLAY オフィシャル・サイト
◆EMIミュージック ジャパン アーチストサイト
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