平原綾香、ドラマ『オルトロスの犬』に余命わずかの歌姫役で出演

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2008年に放送されたフジテレビ開局50周年記念ドラマ木曜劇場『風のガーデン』の出演を最後に、女優引退宣言をした歌手の平原綾香が、現在放送中のTBS金曜ドラマ『オルトロスの犬』にゲスト出演することがわかった。8月21日放送の第5話に、余命わずかの歌手・レイ役で出演する。

『オルトロスの犬』は、手で触れただけで傷や病を治す“神の手”を持つ悪魔のように残酷な男・竜崎臣司(滝沢秀明)と、触れただけで殺すことのできる“悪魔の手”を持ちながらも、天使のように心優しい男・碧井涼介(錦戸亮)の宿命の闘いを軸に、その回りに渦巻く権力者たちの陰謀や人間の深い業を描いたドラマ。

平原演じるレイは、若い世代から支持を集めている人気歌手で、最期まで歌い続けたいとステージに立ち続けるという設定。ドラマでは平原の代表曲「Jupiter」、8月26日に発売される新曲「ミオ・アモーレ」をテレビで初披露するほか、誰もが知っている名曲を歌唱するという。

◆「Jupiter」PV映像

平原綾香が作詞を手掛けた「ミオ・アモーレ」は、「(詞が)レイの心情にぴったり」だとドラマのプロデューサーを唸らせた楽曲で、ドラマの内容ともリンクすることから、プロデューサーの熱いオファーに応えて、一夜限りの女優復帰が実現した。

平原を起用したことについてプロデューサーは、「このレイという役柄は、人の心に響く歌の魔法のような力を表現できる美しい歌声を持っているだけでなく、透明感のあるオーラがあり、病と闘いながらも歌の力を信じ、それを人の心に届けたいという強い意志が感じられることが必要でした。平原綾香さんの演技は『風のガーデン』で初めて拝見しましたが、とても自然でなにか安心感を与えてくれる雰囲気にとてもひかれました。今回レイ役をキャスティングするに当たり、この難しいレイというキャラクターを歌い演じることができるのは、平原綾香さんをおいて他にはないと思い、お願いいたしました」とコメントしている。

◆平原綾香コメント
「今回、レイという役をやらせていただくことになりました。余命少ないレイは歌手として最後まで歌いたい、という気持ちを持ってステージに上がりますが、私も同じ境遇になれば、レイと同じことを考えると思います。そういう意味で、お話をいただいたときからこの役に共感する部分が強くありました。せっかく頂けた役ですので、レイを大切に演じたいと思います。私自身の新曲も劇中で歌いますが、プロデューサーさんや監督さんとお会いしたときに、この「ミオ・アモーレ」の歌詞について、どの部分がドラマに一番合うかお話しました。ドラマとリンクしていると言っていただけて、とてもうれしかったです。今回も名曲をカヴァーさせていただきました。大切な人と一緒にぜひ、聞いていただけたらうれしいです」

シングル「ミオ・アモーレ」
MUCD-5157 ¥1,050(tax in)
2009年8月26日発売

クラシック・アルバム『my Classics!』
MUCD-1216 ¥3,045(tax in)
2009年9月2日発売

◆ iTunes Store 平原綾香(※iTunesが開きます)
◆ 平原綾香オフィシャルサイト
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