マニック・ストリート・プリーチャーズ、テイク・ザットへの愛を語る

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マニック・ストリート・プリーチャーズのニッキー・ワイアー(B)は、ボーイズ・グループ、テイク・ザットが大好きなのだそうだ。とくに彼らのカンバック・シングルとなった「Patience」を大称賛している。

『Guardian』紙からの「こっそり、はまっていたトラックは?」との質問に同トラックを挙げ、こう解説した。「皮肉で選んだんじゃない。史上最高のカンバック・シングルだ。もしこれをニール・ヤングが書いたなら、みんな、傑作と呼んでいただろう。テイク・ザットのことはいつも好きだった。当時の彼らは素晴らしかったし、正しいことをしていた。でも、これは別ものだ」

「ゲイリー・バーロウは天才だ」とまで言い切る、その入れ込み方は半端じゃない。2006年、Qアワーズでテイク・ザットがアイドル・アワーズを受賞した際、アークティック・モンキーズのアレックス・ターナー(Vo)が彼らをけなしたときには「キレかけた」という。「ジェームス(・ディーン・ブラッドフォード)に腕つかまれて“キレんなよ、ニッキー”って言われたよ」

ただのアイドルとも見られがちのテイク・ザットだが、その音楽性に対する評価は高く、コールドプレイのクリス・マーティン(Vo)もファンであることを公言している。

『Guardian』紙の同質問ではこのほか、VVブラウンが坂本龍一の「Endless Flight」、ジェイムス・モリソンがニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」、ベースメント・ジャックスのフィリックス・バクストンがモーツァルトの「Requiem」、シガー・ロスのヨンシー・バーギッソンがメタリカの「Kill 'Em All」を挙げている。

Ako Suzuki, London
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