ベイビー・シャンブルズ、新作のリリースを延期、リバティーンズは来年、再結成?

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ベイビー・シャンブルズが、新作のリリースを延期した。年内発売予定だったが、「シーンが充実する」であろう来年まで待つことに決めたそうだ。

現在のUKのミュージック・シーンはエレクトロ・ポップが主流で、以前のようにギター・バンドの勢いはない。YahooミュージックUKによると、ドラムのアダム・フィセクはこう話したという。「シャンブルズは、もっとシーンが充実する2010年まで(新作を)リリースしない。いま、多くのギター・バンドが悪戦苦闘している」

フィセクは若い世代がロックから離れつつあるのは、カリスマ性を持つロックンロール・スターがいないためと考えている。「若い奴らは、アークティック・モンキーズのようになりたいとは思ってない。彼らには、(オアシスの)リアム・ギャラガーや(ブラーの)デーモン・アルバーンのような個性がないからな」「ストーン・ローゼズやオアシスのようなバンドが3、4年後には出てくるだろう。何か言いたいことのある若い奴らがさ。いまのバンドは言うべきことがないからな。もう何年も、ワーキング・クラスのバンドが出ていない」

2010年は、ベイビー・シャンブルズのニュー・アルバムだけでなく、リバティーンズのリユニオンも期待できるかもしれない。フロントマンのピート・ドハーティは2010年、UKのフェスティヴァルでリバティーンズを再結成する計画を立てているとNME.COMに明かした。カール・バラー以外のメンバーは乗り気だそうで、あとはバラーの同意を得るだけだという。

Ako Suzuki, London
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