YOSHIKI、Ustream.tvのエグゼクティブ・アドバイザーに

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オバマ大統領の就任式を生中継配信したことで話題をよんだ「Ustream.tv」のエグゼクティブ・アドバイザーに、X JAPANのYOSHIKIが就任した。

「Ustream.tv」とは、webカメラ付きPCさえあれば、誰でも簡単に世界中に向けてストリーミング動画を配信できるオンラインメディアサービス。iPhoneで利用できる無償アプリも公開されており、急速にユーザーが増大、オバマ大統領就任式の生中継は全世界から380万人以上が同時に視聴したと言われている。チャット等の機能でリアルタイムでの双方向コミュニケーションが可能であり、様々な用途に活用できる進化形オンラインメディアとして注目されているものだ。

また、iPhone向けのYOSHIKIアプリの開発、リリースも予定されており、世界を駆け回るYOSHIKIにとって、新メディアとテクノロジーは、これからのYOSHIKIの活動を強くサポートしてくれることだろう。

米エナジードリンク「ROCK☆STAR」、SUPER GT「TEAM YOSHIKI & 童夢プロジェクト」に続くエグゼクティブプロデューサーへの就任となり、より一層のYOSHIKIの持つ影響力が際立ちそうだ。ちなみにYOSHIKIは、米・グラミー賞受賞式のボーティングメンバーでもある。

ウェブを活用したテクノロジーはX JAPNAの作品作りにも大きな影響を与えている。8月22日、FILM GIGで初披露された新曲「Jade」のスタジオ音源は、日本とLAのレコーディングスタジオをインターネット回線で結び録音作業をしたものだ。YOSHIKIがLAから指示を出せば、YOSHIKI以外のメンバーはLAのスタジオまで出向むくことなくレコーディング作業ができるようになっている。コストもさることながら、時間と渡航にかかるエネルギーの削減に、非常に大きなメリットもたらした技術だ。今後のレコーディングも、このまま順調に進んでいくことだろう。

ライヴパフォーマンスなど、激しく身体を動かす活動は現状は難しい状況ではあるものの、アーティストYOSHIKIの活動にかげりはない。むしろ、彼の周りに蠢くエネルギーは、ますます強靭なものとなって膨れ上がっている。

YOSHIKIはLAで、ニューアルバムのレコーディング作業とリハビリに専念する。不死鳥は必ず復活するのだ。何度でも何度でも。
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