ローズの本家、ローズミュージックから斬新なルックスのエレクトリックピアノ「Rhodes Mark 7」

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山野楽器海外事業部は、ローズミュージック社が生産するRhodes製品の日本総代理店として輸入・販売開始をアナウンス、9月よりエレクトリックピアノ「Rhodes Mark 7」の販売を開始する。Rhodes Mark 7は、1980年代前半まで採用されていたオリジナル音源を当時のまま再現しただけでなく、斬新なルックスとバリエーションを持つエレクトリックピアノだ。

「Rhodes/ローズ」といえばエレクトリックピアノの代名詞的存在。シンセサイザーのプリセットで「Electric Piano」といった名称の音色の多くはローズピアノを模したもの。本物を聞いたことはなくてもRhodes的なそのユニークな音を聞く機会は現代でも多いはず。そんなローズピアノだが、音だけでなく、その歴史も非常にユニークだ。

ピックアップを取り付けることで、ジャズやロックのアンサンブルの中でもほかの楽器に負けない大音量が出せるようになったローズピアノは、音色にも独特のものがあり、最初にそれを受け入れたのはマイルス・デイヴィスをはじめとする一部のミュージシャンだけだった。1960年代後半よりジャズミュージシャンを中心に使われはじめ、70年代にはあらゆるヒットレコードでその音が聞かれるようになった。その後、デジタルシンセサイザーが台頭してきた80年代には人気は下火になるが、今でも根強いファンは多く、ビンテージモデルを探すプレイヤーもいるほど。

いまでもこのように人気を集めるローズピアノは、ハロルド・ローズ氏によって発明された。人気を博した当時はFenderやRhodesといったブランド(一時は商品はCBS傘下)から発売されており、1987年にはローズの商標権はローランドのものになっている。その間、ハロルド・ローズ氏自身が商標所有者となったことはなかったが、1997年、同氏はジョセフ・ブランドステッターのアシストによりローズの商標権を再び獲得。ハロルド死去後、ジョセフ・ブランドステッターはローズ家より商標を取得、2005年に新生ローズミュージックコーポレーションが設立されている。

今回、山野楽器海外事業部が日本総代理店として輸入。販売を行うのはこのローズミュージック社生産によるRhodes製品。

9月2日より発売される「Rhodes Mark 7」は、1980年代前半まで採用されていたオリジナル音源を当時のまま再現している。曲線を生かしたルックスに加え、バリエーションの多さも特徴の1つ。アンプやMIDIの有無などにより3モデルをラインナップ。鍵盤数は61鍵、73鍵、88鍵の3種類、フィニッシュにはGlossy(光沢仕上げ)とRoad Touch(ラバーコーティング仕上げ)の2種類、カラーにはWhite/Red/Blackの3種類が用意される。

価格は、最も低価格な61鍵盤のSモデル(アンプなし、MIDIなし)、光沢仕上げで577,500円。最も高価な88鍵盤のAMモデル(FETアンプ内蔵、MIDI対応)、Road Touch(ラバーコーティング仕上げ)で987,000円。

◆Rhodes Mark 7
価格:577,500円~
出荷開始日:2009年9月2日

◆ローズミュージック
◆山野楽器
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