上田正樹、スライ&ロビーとの25年ぶりの共演スタート

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8月26日、R&Bシンガー上田正樹が、ジャマイカの最強リズムセクション=スライ&ロビーとのスペシャルライブツアーをスタートさせた。1984年のアルバム『抱きしめたい』で彼らは共演し、国内をツアーした実績がある。時は流れ、25年ぶりに3人は再合流し、まずは7月7日(上田正樹の60回目のバースデー)にアルバム『FINAL FRONTIER』をビクターよりリリース。そしてそのアルバムを引っさげて今回のツアーが実現した。

8月26日(水)27日(木)ビルボードライブ東京
8月28日(金)28日(土)ビルボードライブ大阪
8月30日(日)広島クラブチャイナタウン
8月31日(月)名古屋ブルーノート
9月4日(金)高松OLIVE HALL
9月5日(土)福岡SUNSET LIVE 2009

25年前のスライ&ロビーとの共演に、上田正樹は実は心残りがあったという。当時すでにヒット曲も出し、数多くのステージを踏んでいたものの、シンガーとして自信がもてていなかった時期。時は流れ、インドネシアや韓国を始めアジアでも高い評価を得、また自身の音楽のルーツであるブラックミュージックを掘り下げるためアフリカでステージに立つなどキャリアを積み重ねた上田正樹は「今のオレならもっともっとうまくできる」と確信。

そして満を持して2009年3月、上田正樹は来日中のスライ&ロビーに再セッションを申し込んだ。「何を言ってるんだマサキ、死ぬまで演ろうじゃないか」…彼らからの返事により、今回のプロジェクトは動き出したのだ。

アルバム『FINAL FRONTIER』では、4曲のオリジナル曲とザ・ドアーズやボブ・ディラン、ジョン・レノンらのロックナンバーをレゲエアレンジした全15曲を収録。「上田正樹がレゲエを歌うことを意外に思う人が多いが、R&Bもソウルミュージックもレゲエもくくりは同じ。ジャズだってそう。アフリカをルーツに持つ崇高な音楽だと思う」と、上田正樹は常々語っている。スライ&ロビーの強力なリズムに支えられ、ソウルフルでブルージーな持ち味が溢れ出る秀作だ。

上田正樹 with Reggae Rhythm
『FINAL FRONTIER』
VICL‐63355/\3,000 (Tax in)
1.Hello I Love You
2.Power To The People
3.Sunshine
4.Perfidia ~feat.Yammy~
5.Fall From Grace
6.Rain From The Skies
7.I Shall Be Released
8.In Our Life
9.House Of The Rising Sun
10.Tide Is High ~feat.Rinka Maki~
11.Funky Nassau
12.Wonder Of Wonders ~feat.Yoshie.N~
13.Light My Fire
14.Mr.Tambourine Man
15.Final Frontier

◆iTunes Store 上田正樹(※iTunesが開きます)
◆上田正樹オフィシャルサイト
◆上田正樹 レーベルサイト
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