ノエル、オアシス脱退に対しさらなる声明を発表

ノエルはバンドのオフィシャル・サイト(Oasisinet.com)にこう記している。「8月28日金曜日の時点で、俺はマンチェスターのロックンロール・ポップ・グループ、オアシスを去らざる得なくなった。細かいことは重要ではないし、いちいち上げるには多過ぎる。でも、君らには知る権利があると思っている。俺や家族、友人、仲間に対する言葉や暴力による脅しが耐え難いレベルに達した。それにマネージメントやバンドメイトからのサポート、理解がないために、俺にはここを離れ新しい場を見つける以外の選択肢がなかった」
ノエルは、金曜日のフランスでのフェスティヴァルおよびVフェスティヴァルをキャンセルしたことを謝罪するとともに、オアシスのファンへ感謝の言葉を述べた。「最後に、世界中のオアシス・ファンへ感謝したい。この18年間は本当に本当に素晴らしかった(俺はこの言葉が嫌いだが、今日だけはピッタリだ)。夢が実現した。輝かしい思い出が残っている」
先週末(8月23日)Vフェスティヴァルのパフォーマンスをキャンセルした時点で、オアシス解散危機説を唱えていた『The Sun』紙によると、彼らは金曜日のフランス公演前にバックステージで大喧嘩をしていたそうだ。関係者の話によると、「最初は軽い言い合いだったものが、すぐに手のつけられないものとなり鬱積していた怒りが爆発した」という。
そして、ノエルの堪忍袋の緒が切れる致命的なことが起きたらしい。リアムが彼のギターを叩き壊したのだという。関係者は「ノエルは温厚な性格だが、誰にだって限界はある」「これまでだ。ノエルの怒りは極限に達した」と話している。
ギターが壊されたというのは、事実のようだ。同じフェスティヴァルへ出演していたエイミー・マクドナルドもTwitterで「リアムがノエルのギターを壊した、もんのすごい喧嘩よ!」と記していた。
フランス公演は、このすぐ後“言い争い”を理由に出演をキャンセル、続いてノエルの脱退宣言が発表された。
Ako Suzuki, London
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