エッジが立った新洋楽レーベル「ヴァリカン・レコード」が誕生

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2006年のThe Go! TeamやClub8、Operator Please、Robots In Disguiseなど、ジャンルにとらわれない多種多様なサウンドをリスナーに提供する、tearbridgeの洋楽レーベル「tearbridge international」。このレーベル内にさらに新たなレーベルが立ち上がった。その名はVARICOUNT records(ヴァリカン・レコード)。

「VARICOUNT」とは「VARIOUS(=様々な)」+「COUNTERPART(対となるもの)」とのこと。音楽の世界を構成する「長調 / 短調」「表拍 / 裏拍」「アナログ / デジタル」「メジャー / インディ」…といったVarious(=様々な)Counterparts(=対となるもの)の垣根を超越したモノ、エッジの立ったものをリリースしていこうというレーベルの姿勢を表した名前となっている。

◆ヴァリカン・レコードから作品リリースするアーティスト 画像(一部)

ヴァリカン・レコードでは、9月2日の、80年代ニュー・ウェーブのボサノヴァカヴァー集団、Nouvelle Vague(ヌーヴェル・ヴァーグ)の新作&ベストのリリースを皮切りに、10月にはニューソウル・ファンクバンドとして前評判の高いUKのMamas Gun(ママズ・ガン)、スウェディッシュ・インディポップ・シーンの雄・ラブラドールが贈る4人編成の永久凍土系ギター・ポップ・バンドThe Mary Onettes(ザ・マリー・オネッツ)などのアーティストのアイテムリリースを予定。さらに、CSSやリリー・アレンなどを収録し、Suzy zooのキャラクターを用いた『スィート・ガールズ』コンピレーションなどジャンルに捉われず“VARICOUNT”なサウンドを洋楽ファンを中心にリスナーに提供していくとのこと。

また、UKから最新の音楽情報番組をいち早く輸入し、レーベルのオフィシャルサイトやYoutube、myspaceなどの動画配信サイトで公開予定。その番組に登場する最新音源はデジタルコンピレーション・アルバムとして定期的に配信リリース。さらに話題になったアーティストは即パッケージ・リリースという新しいリリーススタイルを取り入れていくという。

邦楽では、Every Little Thingやglobeをはじめ、the pillowsや勝手にしやがれ、木山裕策、古内東子から宇田川フリーコースターズ(バナナマンとおぎやはぎ)まで、バラエティーに富んだアーティストをそろえるtearbridgeが贈る新・洋楽レーベル、ヴァリカン・レコード。洋楽シーンの中でも、ひときわ尖った音、ジャンルを超えて“いいサウンド”を届けてくれるレーベルになっていくことを期待したい。

【ヴァリカン・レコードの近日リリースアイテム一覧】
ヌーヴェル・ヴァーグ 『3』 2,300円 9/2発売
ヌーヴェル・ヴァーグ 『ザ・ベスト・オブ・ヌーヴェル・ヴァーグ』 初回盤1,980円 / 通常盤2,500円 9/2発売
ママズ・ガン 『ルーツ・トゥ・リッチーズ』 2,200円 10/21 発売
ザ・マリー・オネッツ 『アイランズ』2,100円 10/28発売
コンピレーション・アルバム 『スウィート・ガールズ』 2,300円 10/21発売

◆ヌーヴェル・ヴァーグ 『3』のCD情報
◆ヌーヴェル・ヴァーグ 『ザ・ベスト・オブ・ヌーヴェル・ヴァーグ』のCD情報
◆ヴァリカン・レコード オフィシャルサイト
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