のあのわ、歓喜と驚きが満ち溢れた1st full album『SPECTACLE』特集

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のあのわ、歓喜と驚きが満ち溢れた1st full album『SPECTACLE』特集

おもちゃ箱をひっくり返したかのような、
こころ躍る、大仕掛けなショーの始まり

INTERVIEW01

「もっと聴いてくれているみんなに近付いて行けるような、生身の“のあのわ”が垣間見えるような作品にしたいと思った」

素晴らしいアルバムです。のあのわとして新機軸を打ち出した「ループ、ループ」を経たことで、これまで以上に大胆で壮大で、まさに『SEPECTACLE』な作品になったと感じました。

Yukko:本当は、デビューアルバム『ゆめの在りか』の時にも『SPECTACLE』というタイトルは考えていたんですけど、フルアルバムの為に温めておいたんです。その“SPECTACLE”というイメージと、2曲目の「SPECTACLE」を主軸にして、このアルバムは作っていきました。『ゆめの在りか』の段階で、荘大でドリーミーな、“のあのわとは?”という答えになる世界観は出せていたと思うんですけど、そのショーケースのような世界観から、もっと聴いてくれているみんなに近付いて行けるような、生身の“のあのわ”が垣間見えるような作品にしたいと思っていました。

生身の要素は、Yukkoさんのエモーショナルなボーカルにかなり反映されていますよね。

Yukko:そうですね。「やんちゃな部分もあるんだよ」とか、そういう側面もアピールしたいなって。

やはりキーワードは“SPECTACLE”であろう、という事だったわけですね。

ゴウ:そうですね。“SPECTACLE”っていう言葉のイメージだけは、最初から最後まで強く僕たちの頭の中にあったと思うんですよ。きっと、僕たちそれぞれの持っている“SPECTACLE”の概念というか、そういうものが融合されたのがこのアルバムなんじゃないかな? って。

それを、とっ散らかったものではなく同一の世界観に纏めていく作業と言うのは、困難だったのでは?

nakame:そうですね。みんなの“SPECTACLE”だけを追求していても、足りない要素が次々と出てきちゃって。その足りない部分を生み出すことを考えている、どんどん違うものができていっちゃうし、その難しさを感じましたね。自問自答の毎日でした。

フルアルバムに収録されている楽曲のほとんどが未発表曲だったわけですが、すべてこのアルバムの制作期間中に生まれた楽曲なんですか?

荒山:そうですね。アルバム自体は今年の2月くらいから作り始めていたんですけど、その間にもプロモーションやライヴとかもこなしていたので、なかなかの過密スケジュールだった気がします。

ゴウ:そうだよね。『ゆめの在りか』のときは時間もたくさんあったし、昔からライヴで披露していた曲も収録していたので、今思うとまだ作り易かった。今回はとにかくみんなで集中していて、取捨選択の決断も瞬時にしたり……なんか、いろいろな面で成長した気がします。個々の好き嫌いも大事なんだけど、それを超越したものを形にすることに全力を注ぐというか。それはすごく、勉強になりました。

荒山:やっぱり、5人でやっていればなかなか意見も一致しないじゃないですか。ファーストフルという重みも、みんなそれぞれ抱えていたし。

 
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