【アーティストが語る本当にあった怖い話】 CLIFF EDGE篇

怖い話のはずなのに、前回なぜかちょっぴり笑えるオチがついたBARKS特別企画『アーティストが語る本当にあった怖い話』。第5話は、注目の崖っぷち3人組HIP HOPユニット、CLIFF EDGEの登場です。普段は“つぶらな瞳”担当のMC・SHINさんが、目をかっ開いて語る動画と合わせて読むと、恐怖度アップ間違いなし。

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7年ぐらい前の台風の日の出来事です…。

当時サーフィンに夢中になっていた僕は、
台風で絶好の波が湘南にきていたその日、
朝一でサーフィンをするべく、真夜中に車を走らせていました。

視界が見えないほどの大雨の中、地元の道をゆっくりと走っていると、
S字カーブを抜けた先の道路の中央線に、人らしき影が見えたんです…。

「何だろう？」

と思って車で近づいていくと、
毛糸のベストを着たお婆さんがゆっくりと歩いていました。

「こんな大雨の中、しかも夜中の3時半過ぎになんでお婆さんが？」

と思いながら、恐る恐るお婆さんを抜かそうとしたその時！
お婆さんが突然こちらを振り返り、驚いた僕が思わず

「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」

と叫ぶと、今度はお婆さんが手に持っていた遺影を
ぐわぁっ！と僕に見せてきました。

その遺影にはおじいさんの写真が…。

焦った僕は、アクセル全開でその場を立ち去りました。

一体あのお婆さんが、亡くなったおじいさんを探しているご老人だったのか、
それとも彷徨っていた幽霊だったのかは未だにわかりません…。

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▼夏の特別企画『アーティストが語る本当にあった怖い話』バックナンバー
⇒【アーティストが語る本当にあった怖い話】 THE BAWDIES篇
⇒【アーティストが語る本当にあった怖い話】 YGA篇
⇒【アーティストが語る本当にあった怖い話】 竹内電気篇
⇒【アーティストが語る本当にあった怖い話】 ギルガメッシュ篇