ジャズとヒップホップを自在に体現する孤高のピアニスト、ロバート・グラスパー

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ニューヨーク・タイムス誌をはじめ全米のメディアやトップ・ミュージシャンからも、その高い演奏力と音楽センスで“ヒップホップ世代のハービー・ハンコック"と評されるジャズ・ピアニスト、ロバート・グラスパー。

通算3作目となる最新アルバム『ダブル・ブックド』が遂にリリースされ、若者ジャズ~クラブ・ミュージック・ファンの間で早くも話題となっている。

ロバート・グラスパーは、カーメン・ランディ、テレンス・ブランチャード、Qティップ、J.ディラまで、ストレイト・アヘッドなジャズからヒップホップまで幅広いアーティストと共演し、ジャズの名門ブルーノートの敏腕プロデューサーに「彼こそまさに探していた、ジャズの歴史と未来を感じさせる超逸材。そしてジャズとヒップホップを繋ぐ真のアーティストだ」と言わしめブルーノートと契約した、ジャズ界で最も注目される気鋭の若手ピアニストなのだ。

最近では、官能的なファルセットで女性ファンを魅了しているR&Bシンガー、マックスウェルの8年ぶりの新作に参加。ロバート・グラスパーはその音楽的な要となり注目を集めている。

そのグラスパーの最新作『ダブル・ブックド』は、これまでの作品でみせてきたジャズにフォーカスしたトリオでの活動と、フェンダー・ローズを駆使し盟友であるモス・デフやビラルも参加した、よりヒップホップにフォーカスしたバンド“エクスペリメント”での活動と、前半がジャズなら後半がフュージョン、2つの異なるサウンドが1枚のアルバムに混在したジャズ史上かつてない作品となっている。

このような事は従来のジャズ・アルバムでは考えられない、ヒップホップを通過してきたグラスパーならではのDJ的な発想と才能が成しえたアイデアだ。時代と共に変化する柔軟性、ジャズの新しい可能性、両者を実現する逸材に、熱い視線が集まりつつある。


◆ロバート・グラスパー・オフィシャルサイト
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