東方神起、BENI、清水翔太、西野カナ…トリビュート盤参加アーティストから見たm-flo。

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10周年を迎えたm-flo。レコチョクで展開された史上初の10円着うた(R)に続く、メモリアル企画第二弾(10周年記念作品としては第一弾)となるトリビュート・アルバム『m-flo TRIBUTE ~maison de m-flo~』がいよいよ9月16日にリリースされる。

本作品には、青山テルマ、BENI、COMA-CHI、JEJUNG & YUCHUN (from 東方神起)、JONTE、Marie、May J.、misono、西野カナ、清水翔太、WISE、YU-Aと、m-floをリスペクトする実力派の若手アーティストが参加。オリジナル作品に負けない輝きを放った全10曲のm-floカヴァーが収録されている。猪又 孝 氏(DO THE MONKEY)による本作品の聴きどころの解説と、BENI、清水翔太、西野カナ、東方神起など参加アーティストからコメントが映像とともに届いたので、あわせて紹介しよう。

◆『m-flo TRIBUTE ~maison de m-flo~』参加アーティストからm-floへ寄せられたコメント&画像

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1999年7月7日に『the tripod e.p.』でメジャーデビュー。以降、近未来をテーマにした独自の世界観を展開し、数々のヒットソングを生み出してきたm-flo。

ビートの流行を敏感にキャッチし、洗練と遊び心が同居した音を生み出す☆Taku。フリーキーなバイリンガルラップを繰り、奇想天外なアイディアとファッションで周囲を驚かすVERBAL。透明感のあるスウィートな歌声で曲にきらめきを与えるLISA。クラブシーンから飛び出した3人が作り出すスタイリッシュできらびやかなサウンドの数々は、新世紀に突入した音楽シーンを一気に席巻。“キャッチーだけど洒落ていて、音楽好きな友達にもツウぶれる”という、新しいJ-POPのカタチを生み出した。

2002年にLISAが離脱後は、“すべての曲をコラボで作る”という大胆かつ画期的なコンセプトの“Loves”シリーズを始動。安室奈美恵、Crystal Kay、加藤ミリヤといった歌姫系から、Dragon Ash、DOPING PANDA、CRAZY KEN BANDなどのバンド系、さらに韓国のCLAZZIQUAI PROJECTや芸能界のご意見番・和田アキ子まで、ジャンル・性別・国・キャリアの枠を飛び越えてセッションし、ドーパミン出まくりのフレッシュな共演曲を次々とシーンに送り出した。

そんな彼らが今年でメジャーデビューから10周年。そのアニバーサリーイヤーを盛大に祝福する第一弾アイテムが、このトリビュート・アルバム『m-flo TRIBUTE~maison de m-flo~』だ。

今回、m-floがオーナーを務めるメゾンに入居したのは、今、J-POPシーンで人気度・注目度がうなぎ登りのアーティストたち。特に配信マーケットで高い支持を集めている顔触れで、それぞれの配信総数を合わせると2000万DLを超えるんじゃないかというくらい、超豪華なメンツが集結した。

トップバッターを飾るのは、「Garden」のカヴァーヒットが記憶に新しいMay J.と、太く美麗な歌声の持ち主JONTE。二人はm-flo loves melody. & 山本領平の「miss you」を、原曲よりフィジェット感を増した高速ビートでカヴァー。この曲はVERBALが作った新たなパートを加えるなど、御本家との共演も果たしたプレミアムな1曲になっている。

最近、声が艶っぽさを増した青山テルマはm-floがブレイクするきっかけとなった代表曲「come again」をテクノ風味に料理。独特のセクシーな憂い声を持つYU-Aは、BoAが歌った「the Love Bug」をカヴァー。原曲より疾走感が増したグルーヴィーな仕上がりになっている。

恋する女の子の気持ちを細やかに表現した曲で人気を集める西野カナとBENIは、m-floのラブソング・クラシックをピックアップ。BENIは真実の愛を求める切ない恋愛心理を描いた「L.O.T (Love Or Truth)」をラフなヒップホップに変換。西野カナはこの世を去った人への永遠の愛を誓うバラード「Yours Only」をアップチューンに変え、WISEの新たなラップパートを加えてエモーショナルに歌い継いだ。


m-floには女性ヴォーカル曲が多いが、それを男性ならどう歌うか。そんな楽しみ方ができるのが東方神起のJEJUNG & YUCHUNによる「been so long」(元ヴォーカルはLISA)。メロウな原曲をバウンシーにし、セクシーかつ力強く仕立てている。清水翔太はクラシカルなバラード曲「let go」(元ヴォーカルはYOSHIKA)をチョイス。オートチューンでアクセントを付けながらソウルフルなヴォーカルを聴かせている。

選曲の面白さで目を引くのは、姉・倖田來未が歌った曲を妹のmisonoがロック味にリメイクした「Simple & Lovely」。ラップと歌の両刀使いができるCOMA-CHIは、m-floの1stアルバムに収録の渋いジャジーヒップホップ曲「Planet Shining」をピックアップし、エレクトロに生まれ変わらせている。

また、海外だと、こういうコンピにはまっさらの新人が参加していて、それを楽しむのも一興。本作にクレジットされたMarie(マリー)はそうしたアーティストで、彼女はVERBALのレギュラーラジオ番組『FRESH VISION』(TFM)に「Come Back To Me」の自作カヴァーを投稿。それが絶賛され、新たにトラックを制作した同曲で参加することになった注目株だ。

全10組、思い思いのm-flo解釈がカラフルに並んだ本作。全曲聴いて思うのは、ビートやトラックの趣は変われど、構成やメロディをガラッと変えたカヴァーは見あたらないということ。それはm-floが生み出したメロディーが容易にいじれないほど不変的で、そのサウンドデザインが如何に完成度の高いものだったか、ということを逆説的に物語っている。そもそも10年のキャリアで、ベスト盤を出すアーティストこそ多いものの、トリビュート盤が制作されるアーティストは数えるほどしかいない。それほどm-floがシーンに与えた影響は大きかったというわけだ。

本作で聴ける新世代アーティストたちによるリメイクは、どれもフレッシュで素晴らしいものばかり。ただ、これを機会に、彼らの青春時代を彩ったm-floのオリジナル楽曲にも触れてみて欲しい。ここに集結したアーティストがヤラれたように、きっと、あなたの耳にも刺激をくれるナンバーがあるはずだから。

text by 猪又 孝(DO THE MONKEY)

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「10周年おめでとうございます! 今回このトリビュートに参加出来て、昔からのファンとしては凄く光栄です。そしてその中でも好きな「L.O.T.」を歌うことが出来て本当に嬉しいです。
常に新しいものを発信してくれるm-floのこれからの活動に期待しています!」── BENI

「今回、m-floさんの「let go」という楽曲でトリビュート・アルバムに参加させて頂き有難うございました。この、「let go」という楽曲がリリースされた当時、僕は地元の大阪にいましたが、周りの同世代の友達の間でも一番熱かったのが、m-floさんでした。VERBALさんのラップやファッション。Takuさんの音。全部、本当に格好よくて、斬新で、奇抜で、なのに沢山の人に受け入れられ愛されている。本当に尊敬していました。だから、当時m-floさんとlovesしていたシンガーの方々がうらやましくて、うらやましくて。デビューしたら、絶対自分もlovesしてもらう! と燃えていました。
m-floさんの作品に参加できるというのは、本当に光栄で、1つ夢が叶いました。自由にやらせて頂けたので、僕なりの「let go」を創らせて頂きました。この楽曲も、とても人気のある楽曲だと思いますので、世の中に出るのは緊張でもありますが、楽しみです。
まだ16、17くらいだったあの頃からのリスペクトが思いっきり詰まった作品です。ぜひ、皆さん聴いて下さい。」── 清水翔太

「高校生の時からずっと好きで、実はカラオケでもよく歌ってた曲でした♪ 大好きな曲を今回カヴァーできて本当にうれしいです!
“愛する人がこの世を去ってしまった”という、悲しくも永遠の愛を誓うシリアスな曲なので、アレンジは映画のように壮大に仕上げたくて、「君の声を feat.VERBAL(m-flo)」をプロデュースして頂いたGIORGIOさんに今回アレンジをお願いしました。原曲にはラップが入っていませんが、今回WISEさんをゲストに迎えてさらにドラマチックでアッパーな「Yours only」になってます。ぜひ聴いてみてください!」── 西野カナ

◆『m-flo TRIBUTE ~maison de m-flo~』参加アーティストからのコメント動画
BENI / 東方神起 / JONTE / May J. / misono / 清水翔太 / YU-A

◆『m-flo TRIBUTE ~maison de m-flo~』のCD情報
◆iTunes Store m-flo(※iTunesが開きます)
◆10周年特設サイト「m-flo 10th Anniversary Special Site」
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