ニルヴァーナ、音楽ゲームでのカート・コバーンの使われ方に不満

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ニルヴァーナの元メンバー、クリス・ノヴォセリックとデイヴ・グロールが、ミュージック・ビデオ『Guitar Hero』でのカート・コバーンの使われ方に「愕然とし失望した」との声明を発表した。同ゲームに登場するコバーンのキャラクターは、ニルヴァーナのトラックだけでなく、べつのアーティストの曲もプレイできるよう設定されているという。

BBCによると、ノヴォセリックとグロールは「コバーンのキャラクターが、プレイヤーが望めばどのトラックでもプレイ可能だったとは知らなかった」「カートのイメージがニルヴァーナのトラック2曲と一緒に使われるというのは聞いていたが、プレイヤーがそのキャラクターをアンロックできるとは知らなかった」との共同声明を発表した。

ゲーム・メーカーのActivisionは、コバーンの未亡人コートニー・ラブから許可を得たと話しているが、そのラブもTwitterで「そんなものにはサインしていない」「4つも違反がある」と反論。訴えることも考えているという。

コバーンのキャラクターは『Guitar Hero』のシリーズ第5弾でニルヴァーナのヒット曲「Smells Like Teen Spirit」「Lithium」と共に登場。このゲームには全85曲が収録されており、コバーンのキャラはプレイヤーが望めばどのトラックもプレイできるようになっているという。

Ako Suzuki, London
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