ジョニー・マー「モリッシーとケンカしてる時間はない」

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ミュージック・ファンの間では、ザ・クリブスのギタリストとしての座が定着したように見えるジョニー・マーだが、それでもつきまとうザ・スミスの影。最新のインタヴューでまたもやザ・スミスの再結成について問われた。

ジョニー・マーは『Norwich Evening News』から、2007年にラジオのインタヴューで「リユニオンの可能性は“10年か15年後”と話したが?」と蒸し返され、こう答えた。「いつ、言ったって? 2年前? 10年後にもう一度たずねるべきだな。もう1年、足しておこう。じゃあ12年後だな」

「スミスの曲は好きだよ。でも俺は、ギタリスト2人でプレイするのと新曲を作るのが好きなんだ。残念だが、リユニオンはこの2つに反する」

続いて、モリッシーとの仲を問われるとこう話した。「必ずしも話をしないってわけじゃない。イーメールがあるだろ。『Sound Of The Smiths』(コンピレーション)を一緒にやった。あれは1年前だ」「誰にケンカする時間があるってんだ? ギターの中にはスクリュードライバーがあるし、昨日、車が壊れた…。俺には、ケンカしてる時間なんかないよ」。現在はとくにザ・クリブスの活動に忙しく、それに専念するのみだという。

マーはまた、お気に入りのスミスのアルバムとしてラスト・アルバムとなった『Strangeways, Here We Come』を挙げている。「いつもラストのが気に入っていた。アメリカでは『Meat Is Murder』のほうが知られてるから、アメリカ人からはそれで覚えられている。いい曲はあるけどね。でも、俺のお気に入りは『Strangeways』だ。すごく簡単に作ることができた。気楽な雰囲気があったよ。あの中には自由がある」

ニュー・アルバム『Ignore The Ignorant』をリリースしたザ・クリブスは現在、UKツアー中。ロンドンでは10月15日にフォーラムでパフォーマンス。そして、その後に待望の来日公演(10月21日東京Blitz、22日名古屋クラブクアトロ、23日大阪クラブクアトロ)が控えている。

Ako Suzuki, London
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