ジャケを別売、新たな音楽販売形態に挑むriddim saunter

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2008年<FUJI ROCK FESTIVAL>、2009年<SUMMER SONIC>と2大洋楽フェスに連続で出演し、大きな反響と成果を得たriddim saunter(リディム・サウンター)。

同世代のバントたちとともにフリーイベントを行なうなど、積極的に独創性溢れる活動を続けていた彼らが、高い評価を受けた前作から2年ぶりの3rdアルバム『Days Lead』をリリースするにあたり、世界初の販売形態でシーンに一石を投じる。

前作では“初回盤1万枚をメンバー自ら印刷”という企画を実行した彼らだったが、今回行なうのは、“ジャケットとCDを別々で販売”という試み。現在はiTunesや携帯電話での配信が爆発的に増加し、ソフトのみを楽しみCD盤そのものを必要としないリスナーも多い中で、ジャケットにも値段を付けてしまうという発想でパッケージ文化の重要性を投げかける。

今作はノルウェーにて初の海外レコーディングを行ない、当地で出会った数々のミュージシャンたちと活発にセッションを交わしたエッセンスがふんだんに注入されている。日本人と音楽嗜好が近いと言われる北欧で、ノルウェー出身の男声フォーク・デュオKings Of Convenience(キング・オブ・コンビニエンス)のErlend Oye(アーランド・オイエ)からも「センスが良い」と絶賛されたバンド・サウンドは更に輝きを増したことだろう。過半数の楽曲に施されたストリング・アレンジにより、壮大さと疾走感が美しいメロディを引き立たせ、他のバンドとは一線を画すスケールを生み出している。

さらに、今回はバンドがこだわった生の音を活かすために、Pro Tools(プロツールス≒デジタル・レコーディング・システム)を使わず、アナログでレコーディングされた。デジタル処理を施さずに創り上げたサウンドに彼らの成長とこだわりが息づいている。

レコーディング前からライヴでたびたび披露されていた新曲たちの持つ高揚感は、まさに生の興奮を意識したライヴバンドならではの高揚感が詰まっている。全ての楽曲がひとつの作品として完成された今作『Days Lead』、斬新な販売形態とともに要注目の1枚だ。

Riddim Saunter『Days Lead 日々は僕らの前を歩いている』
2009年10月21日発売
NIW-045(CDのみ)/NIW-046(ジャケットのみ)
¥1,890(CDのみ)/¥735円(ジャケットのみ)

◆riddim saunter オフィシャル・サイト
◆Niw!Records(レーベル・オフィシャル・サイト)
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