[A12]BARKSユーザーが選んだ「歌詞が沁みるアーティスト」

ツイート
焼け付くような日差しと開放的な気分で自然と笑顔になれた夏が終わり、秋はなんだか少しだけセンチメンタルな季節。こんな時期には、キュンとくる歌でも聴いて、切なさに浸ってみたくなるもの。

というわけで、好評のBARKSアンケート。今回のお題は「歌詞が沁みるアーティスト」でした。

着うた(R)系アーティストや泣きうた系アーティストなど、昨今、歌詞のよいアーティストへの支持が高まっています。コアな音楽ファンが集まるBARKSユーザーの中では…というと、誰もが納得の、日本が誇るビッグネームのアーティストたちが名前を連ねました。それでは男女別に発表です。

まず男性アーティスト部門。コブクロや槇原敬之、RADWIMPS、ミスチルなどを抑えてTOPに輝いたのは、全体の15%の票を集めたASKA。CHAGE and ASKAとして「SAY YES」「YAH YAH YAH」はもちろん、「PRIDE」「WALK」「LOVE SONG」…さらにソロ作品では「はじまりはいつも雨」「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」などなど、30年にわたって日本の音楽シーンの記録にも記憶にも残る作品を数多く発表してきた彼が堂々の1位獲得です。寄せられた“歌詞が沁みる曲”については、CHAGE and ASKAの名曲「PRIDE」を挙げる人が若干多いものの、ソロ曲の「君が愛を語れ」「月が近づけば少しはましだろう」「けれど空は青~close friend~」「UNI-VERSE」といったドラマティックな楽曲への支持も。ほかのアーティストと比べて比較的票が割れているという結果は、ASKAの類い希なるソングライティング能力によって生み出された数多くの楽曲が、様々な人の心に響いたことの証明といえるでしょう。

ASKAに投票した人は、20代後半から30代の男女が多く、地域別に見ると、やはり故郷・九州人気が高い傾向にあるようです。また、職業別で見ると、会社員や主婦に加えて公務員や団体職員からの支持も。もしかしたら(ASKAのお父さんの後輩にあたる)自衛官の皆さんからの支持も高いのかもしれませんね。

女性アーティスト部門でTOPに輝いたのは、DREAMS COME TRUE。彼らには、とにかく女性票が多く集まったのが特徴。吉田美和の紡ぐ言葉は、異性よりも同性の琴線をより震わせるようです。全体の13%の得票を獲得。さらに20代以降、年齢が上がるにつれて支持の割合が増えていきます。ドリカムに投票してくれたユーザーの中でもっとも人気だった“歌詞が沁みる曲”は、2005年にリリースの、フジテレビ系ドラマ『救命病棟24時』第3シリーズ主題歌「何度でも」。アルバム『DO YOU DREAMS COME TRUE?』の初回限定盤特典CDのために行なわれたファン投票でも1位を獲得したこの曲。特に<10000回だめで へとへとになっても / 10001回目は 何か 変わるかもしれない>というフレーズに勇気をもらえているいう声が非常に多く集まりました。

男性の2位にはMr.Childrenが、3位にはコブクロがランクイン。Mr.Childrenは20代前半(大学生)、コブクロは10代後半(高校生)のユーザーからの支持が若干高いものの、比較的年齢関係なく、国民的アーティストとして幅広い層からまんべんなく支持を集めています。

Mr.Childrenで人気だった曲は、「終わりなき旅」。中でも<高ければ高い壁の方が 登った時 気持ちいいもんな / まだ限界なんて認めちゃいないさ><誰の真似もすんな 君は君でいい / 生きるためのレシピなんてない ないさ>のフレーズに人気集中。きっとカラオケでもここを歌いながら自分を奮い立たせている人も多いことでしょう。

コブクロでは、フジテレビ系ドラマ『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』主題歌で、着うた(R)配信では300万ダウンロードを突破するなど、ファン以外からも人気の「蕾」に票が集まる結果に。この曲に関しては、投票した人それぞれ、沁みた箇所が異なる模様。いわば曲全体がグッと胸に沁みたということでしょう。またコブクロでは、「STAY」「風」も票を集めました。

女性アーティストで2位を獲得したのは、aiko。彼女は今回の女性アーティストの中で男性からの支持がもっとも高く、とりわけ20代男性からの票を多く集めたのがaiko。人気だった曲は彼女の代表曲でもある「カブトムシ」。ラブソングに<生涯忘れることはないでしょう>という歌詞を持ってきたその衝撃に胸打たれた人も多いことでしょう。

沁みる歌詞を歌う女性アーティストの3位には、日本のニューミュージックのパイオニアともいえる松任谷由実がランクイン。彼女へ投票したのは、男女ともに30代以上、特に40代が圧倒的。お父さんお母さん世代の青春には、いつも松任谷由実の音楽があったことでしょう。ユーザーから挙げられた“歌詞が沁みる曲”についても「卒業写真」を筆頭に、「青いエアメイル」「DESTINY」「やさしさに包まれたなら」「春よ来い」「シンデレラ・エクスプレス」など多彩。「先輩に教科書を借りるとその隅にいくつか歌詞が書いてあり、それがとても大人びた感じがしてドキドキした覚えがあります。」(20代 / 女性)という、松任谷由実とその作品にまつわるエピソードを届けてくれた人もいました。

そのほかに特徴的なアーティストとしては、職業別でみると、GReeeeNは中学生に人気。会社員や公務員・団体職員、主婦には槇原敬之も人気でした。女性アーティストでは、10代はYUI、20代はaiko、30代はドリカム、40代は松任谷由実と世代によって支持アーティストがはっきりと分かれる結果に(なお、50代は再びドリカムがTOP)。さらに細かく見ていくと、10代ではそのほかに浜崎あゆみ、20代後半では椎名林檎、30代後半では一青窈への支持も集まりました。

というわけで、コアな音楽ファンを対象にした歌詞に関するアンケート結果。総合的に見て、いずれもアーティスト(ミュージシャン、ヴォーカリスト)にとって、もっとも大切な“作品”について正当な評価・支持され続けているアーティストの名前が並びました。CDの売り上げ、着うた(R)のダウンロード数という指標だけが注目されがちな音楽シーンの中で、この結果が、“それだけでは測ることのできない何か” を知るきっかけとなれば幸いです。

ところで、みなさんの“胸に沁みる曲”は、誰の何という曲ですか?

【歌詞が沁みるアーティスト・男性部門】
1位:ASKA
2位:Mr.Children
3位:コブクロ
4位:BUMP OF CHICKEN
5位:槇原敬之

【歌詞が沁みるアーティスト・女性部門】
1位:DREAMS COME TRUE
2位:aiko
3位:松任谷由実
4位:浜崎あゆみ
5位:YUI

◆「歌詞が沁みるアーティスト」5位以降のデータと詳細
◆「帽子の似合うアーティスト」「“王子”と聞いて思い浮かぶアーティスト」、「サングラスが似合うアーティスト」ほか、過去のBARKSアンケート一覧
この記事をツイート

この記事の関連情報