鈴木雅之、ゴスペラーズらによるマイケル追悼メドレーが実現

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日本ソウル界のトップに君臨するアーティストたちが集うソウルミュージック・フェスティバル<SOUL POWER TOKYO SUMMIT 2009>。4回目の開催となる2009年は、9月25日、9月26日の2日間にわたり日本武道館で開催された。そのレポートが到着!

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2009年で4回目を迎える<SOUL POWER TOKYO SUMMIT 2009>が9月25日、9月26日の2日間に渡り開催され、合計2万人の動員を実現した。

毎年豪華な出演者で彩られる同イベントへ、2009年も鈴木雅之を筆頭に、ゴスペラーズ、Skoop On Somebodyというレギュラー陣に加え、藤井フミヤ、バブルガム・ブラザーズ、ZOOCO、THE☆FUNKS(DANCE☆MAN&安岡優(やすおかゆたかfrom ゴスペラーズ)、そして緊急出演の決定した柳ジョージなど、豪華な出演者、珠玉のメンバーによるライヴが実現。

オープニング・アクトは、毎年恒例となっているサプライズ・コラボ・アーティスト。2009年はDANCE☆MAN&安岡優(やすおかゆたか from ゴスペラーズ)によるTHE☆FUNKSによるステージ。SOULリスペクト溢れるファンキーなステージを展開し一気に会場をヒートアップさせ、続くSkoop On Somebodyへ。Skoop On Somebodyは計4曲(「Soul Rivivor」「Nice'n Slow」「椛~MOMIJI~」「Key Of Love」)を歌い上げ会場全体を一体化する圧巻のステージを披露。

そして藤井フミヤの登場。「Time Limit」「女神(エロス)」などを歌い上げた後、ゴスペラーズとのコラボを披露。SOUL POWERならではのコラボに会場からは大きな歓声が上がった。

続くゴスペラーズも代表曲を畳み掛け、後半には「今年、どうしても歌いたかった曲」といって、故 忌野清志郎氏の「スロー・バラード」を熱唱。

そして、鈴木雅之の登場。2009年、新作の『Still Gold』の全国ツアーを回ったGOLDメンバーと自らが呼ぶバンドを引っさげ、1曲目「Still Gold」からスタート。「ライヴ・スタートから自分の出番まで出演しなかったのは始めて」と、毎年コラボ企画などで様々なサプライズを起こしていた鈴木雅之ならではのコメントや、「意外に俺が最初から出ないとスムーズに進行してびっくり、皆トークが短いね」など、お馴染みのトークで会場を盛り上げた。

さらに、ここでもSOUL POWERならではのコラボが実現。鈴木雅之が出演を熱望していた、柳ジョージがステージに登場。そして新作『Still Gold』の中から柳ジョージ提供の楽曲「ジョアンナ」を柳ジョージ On Guitarによるスペシャル・ヴァージョンで披露。会場全体が鈴木雅之の歌、柳ジョージのギターに酔いしれた。

出演最後を務めるのは、昨年復活をし大きな話題を呼んでいるバブルガム・ブラザーズ。登場と同時に大きな歓声と共に迎えられ、計3曲を歌い上げた。新曲「Morning」では、フィーチャリングとしてMetisがステージに登場。そして、SOULアンセムである「Wont’Be Long」では会場全体がグルーヴの渦に包まれる。正に日本武道館が一体となるSOUL WAVEが起きた。

それぞれのステージが終了しても冷めやらぬ拍手に後押しされるように、アンコールへ。

最初に登場したのは、お馴染み“武哲”ことSkoop On SomebodyのTAKEとゴスペラーズの村上てつや。二人の進行と共に、出演者全員がステージへ登場。そして“King of Pop”マイケル・ジャクソンへの追悼の意を込め、「ソウルパワースペシャルメドレー ディアーマイケル」をパフォーマンス。「ROCK WITH YOU/BILLIE JEAN/BLACK OR WHITEI WANT YOU BACK/~ABC/I'LL BE THERE/THRILLER/BAD」という誰も知っている名曲を、各出演者がメドレーで歌い上げた。これは鈴木雅之の発案によるもので、日本のソウル・フリークが一堂に会するこのイベントでしかなしえない、特別なパフォーマンスとなった。
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