デイリー18位のスベラーズ、天にも見放され、寒さ倍増

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岡田圭右(ますだおかだ)、小島よしお、波田陽区によるスベラーズが、思い思いの望みを託し大復活への希望を歌った曲「ひとつ500円で買い取らせていただきます」のCDが9月30日に発売され、その発売日当日フジテレビ前でリリース記念イベントが行なわれた。

◆「ひとつ500円で買い取らせていただきます」試聴

残念ながら天候はくずれ、天気は文字通りお寒い雨。これまで何度となく行なわれてきたヘキサゴンファミリーのCD発売イベントで、雨が降ったのはこれが初。「このメンバー、運が無さ過ぎる」と小島は嘆いていたが、いやいや、天も味方する立派なキャラ立ちです。寒いことには変わりませんが…。

会場では、ビール箱を重ねた舞台を用意され、イベント主催側の期待感の無さが露骨に伝わる状況の中、300人のファンを前に曲と持ちネタを披露し、笑いを誘ったスベラーズ。時代が再び彼らに微笑むのか?そんな予感すら、これは神のいたずらなのか。寒い。

そもそもこの楽曲は、10月21日に発売されるアルバム「WE LOVE ヘキサゴン 2009」への収録曲として準備されたものだが、番組での3人の熱意と愉快なパフォーマンスによってシングル化が決定したという経緯がある。TOP10に入らなければ“冬になると凍結する間宮海峡のど真ん中で歌う”という罰ゲームが3人を待ち受けているわけだが、当日入った速報によると、オリコンデイリーチャート速報は18位(9/29付)であった。これまたビミョウなポイントだ。

岡田は「スタッフの皆さん、今日のお客さん全員の住所チェックして、買うまで追っかけて下さい!」と焦りを見せたが、焦るよりもとっとと覚悟を決めて欲しいと思ったのは、筆者だけではないだろう。スベラーズ、どこまですべるのか、みんなで豪快なすべりっぷりを応援したい。

ちなみに、「ひとつ500円で買い取らせていただきます」のオフィシャル資料によると、“「ひとつ500円で買い取らせていただきます(with Pabo ver.)」が10月21日発売のアルバム『WE LOVE ヘキサゴン 2009』に収録されているので、スベラーズのシングルを10位以内にランクインさせたくないお客様はアルバムのご購入をお薦め致します”とのことだ。なお、“本商品はステッカーとCDを取り出した後、透明CDケースとして再利用できるので、お好みのCDを入れてご使用下さい”との親切な注意書きも、正式なオフィシャルからのアナウンス。笑う。

「ひとつ500円で買い取らせていただきます」
2009年9月30日発売
PCCA-70259 ¥500[税込]

『WE LOVE ヘキサゴン 2009』
2009年10月21日(水)発売
【Limited Edition】PCCA-03032 \3,675[税込]
【Standard Edition】PCCA-03033 \2,940[税込]
【CD only】PCCA-03034 \2,100[税込]
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