ディディのBad Boy、Interscopeと新配給契約。

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人気スターが多数所属するディディ(Diddy)のレーベルBad Boyが、現在のWarnerグループとの契約満了となる来年4月を待たずに、Universal Musicグループ傘下のInterscopeと配給契約に合意したことが9月29日、正式発表された。

今回の契約には、ディディの3年ぶり5枚目となる新作"Last Train to Paris"を含め、彼自身がアーティストとしてアルバム数枚をリリースすることや、共同プロジェクトとしての新人発掘などが盛り込まれていることが明らかになったが、金銭的内容や契約期間などは非公開とのこと。またその価値およそ6,000万ドル(約55億円)と推計されるBad Boyに現在在籍するアーティスト陣は楽曲の権利も含めそのままWarnerに残る模様。

ディディは、「新鮮な気持ちで何かを始める時期に来ていた。レーベルとしては専門店のような意識でこれまでにない超個性的なアーティストを見つけるつもりだ」などと語り、Interscopeトップのジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)も「ディディは音楽だけでなくファッション、TVなど文化を作れる稀有な存在。契約しない手はないだろう」とコメント、すでに2人はいくつかのプロジェクトに着手しているという。

また、ディディと元ダニティ・ケイン(Danity Kane)のドーン(Dawn)らによる新グループ、ダーティ・マネー(Dirty Money)の新曲"Love Come Down"が、間もなく全米中のラジオでオンエア予定とのこと。

◆ディディ Artist Info(notrax)
◆ディディ Artist Video(notrax)
text by notrax
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