アメリカン・コミック・アーティスト、原宿でギャラリー開催

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1976年生まれ、現在32歳のMOSHことダミオン・スコットは、近年まれに見る才能を持った人気コミック・アーティストだ。MOSHは全米の2大コミック出版社であるDC Comics、Marvel Comics双方でアーティストとしてのキャリアを積み、これまでに『BATMAN』『ROBIN』『BATGIRL』『SPIDER MAN』『DEAD POOL(X-MEN)』『RAVEN(TEEN TITANS)』等、数多くの人気タイトルのアート・ワークを手がけてきた。

◆アメリカン・コミック・アーティスト、原宿でギャラリー開催 ~写真編~

2006年には彼自身のルーツであるヒップホップとコミックの融合をテーマに『How To Draw Hip Hop』を発表。そして同年、更なるキャリアの向上を求め拠点をニューヨークから東京に移動。現在もDC Comics、Marvel Comicsで作品を発表し続けながら、日本でもZIMAのデザイン缶や、『NITRAID』『MACK DADDY』他数多くの人気ファッションブランド、SEEDAやFIRE BALLといった有名アーティスト達のCDジャケットのデザインを手がけるなど、国際的なアーティストとして活躍している。

その魅力を分かり易く説明するならば、師匠であるジョー・キューバート(『HULK』等で有名なアメコミ界の重鎮)譲りのオーセンティックなアメリカン・コミックの確かな技術に加えて、ロイ・リキテンシュタインやジャン=ミシェル・バスキアを彷彿させる芸術性、そしてジャマイカ生まれの黒人で、ニューヨークはブルックリン育ちの彼にしか持ち得ない、ストリート世代ならではのエッジの利いた時代感覚がMOSHをコミック界でも特別な存在にしている。

実際、MOSHのコミックスの最大のサポーター達はコミックファンに留まらず、アーティストからファッション関係者まで実に幅広く、特にHIPHOP/REGGAEカルチャーなどを愛する若者達から絶大な支持を集めている。

そのMOSHの近年の活動の集大成とも言えるギャラリー『Battle For The BIG TOY』が、10月11日~18日まで1週間、原宿のショップ『3RDWARE』にて開催される。これまでに発表したコミックの原画や“巨大なおもちゃ”をテーマにしたアート作品の展示、今回のギャラリーの為の書き下ろしコミックの販売など、さまざまな顔を持つアーティストであるMOSHの魅力に迫れる充実の内容となっている。

そもそも人気コミック・アーティストがギャラリーを行うこと自体が稀であり、我が国の映画ファンやコミック・ファンにとって、まさに文明開化を催す黒船の来襲となりそうだ。

また、原宿のUSトイ/アメコミ専門店『BLISTER』ではギャラリー期間中MOSHのこれまでの作品を集めた特集コーナーも設置される予定なので、そちらも必見だ。

◆MOSHマイスペース
◆3RDWARE (サードウェア)オフィシャルサイト

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