アリス・イン・チェインズ、奇跡のロック・アンセムとして世界に響く

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アリス・イン・チェインズの最新作『ブラック・トゥ・ブルー』を、歓喜しながらリピートしているロック・ファンも多いことだろう。故レイン・ステイリーに代わり、ウィリアム・デュヴァールという稀有なヴォーカリストを迎えた、ジェリー・カントレル(G、Vo)、マイク・アイネズ(B)、ショーン・キニー(Dr)の4人が放ったこの約14年振りの作品は、9月29日に全米リリースされ、10/17付アルバム・チャート5位に初登場を果たした。

リード・シングル「チェック・マイ・ブレイン」はラジオ及びビデオの大量エアプレイを獲得し、ビルボード誌TOP ROCK SONGSチャート/Alternative songsチャートにおいて、共に1位を記録。9月から行なわれている全米ツアーは全ソールド・アウト、全米地上波TV出演も続いている。各メディアからの賞賛は、彼らの復活を賛辞すると同時に、純粋に2009年に投じられた『ブラック・トゥ・ブルー』の素晴らしさを伝えている。

もちろん9月30日発売の日本盤も好セールスを記録、音楽専門誌や店頭での大規模展開を裏付ける結果となっている。

「このアルバムのメイン・テーマは、友人であり同胞である人間に別れを告げることだった」──マイク・アイネズ

「音楽をやることが俺達にとってまだとても重要なことなんだと、全員が悟り直した。これまで進んできた道を汚すことなく、今あるべき姿へと進化しているんだ」──ジェリー・カントレル

ここに来て発せられるメンバーの発言は重い。ヴォーカリストを失うという抗うことの出来なかった呪縛から解き放たれたアリス・イン・チェインズは、大成功を収めた全米ツアーに続き、11月からは大規模なヨーロッパ・ツアーに突入する。

『ブラック・トゥ・ブルー』は奇跡のロック・アンセムとして、世界に響き渡りはじめた。ロックの歴史に刻まれる作品のひとつとして、オーディエンスのロックライブラリーに、予想だにしなかった嬉しい爪痕を残すことになった。

<アリス・イン・チェインズ・ヨーロッパ・ツアー>
Oct.22 San Antonio, TXBone Bash @ AT&T Center
Oct.23 Grand Prairie, TX KEGL Freakers Ball @ Nokia Theatre
Oct.24 Houston, TX Buzzfest @ Woodlands Pavilion
Nov.12 Glasgow, Scotland Barrowland
Nov.13 Birmingham, UKBirmingham Academy
Nov.14 Manchester, UKManchester Academy
Nov.16 London, UK The Forum
Nov.17 London, UK The Forum
Nov.19 Tilburg, Holland013
Nov.20 Antwerp, Belgium Trix Zaal
Nov.21 Weisbaden, Germany Schlachthof
Nov.23 Dortmund, Germany FZW
Nov.24 Prague, Czech Rep. Lucerna
Nov.25 Warsaw, Poland Stodola
Nov.27 Budapest, Hungary Petofi Csarnok
Nov.29 Vienna, Austria Gasometer
Nov.30 Munich, Germany Thearterfabrick
Dec.2 Milan, ItalyAlcatraz
Dec.3 Fribourg, Switzerland Fri-Son
Dec.4 Paris, France Bataclan
Dec.6 Nottingham, UKRock City
Dec.7 London, UK Brixton Academy

◆アリス・イン・チェインズ・オフィシャルサイト
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