台湾のエレクトロニカ・ユニットVARO、リミックス・アルバムをリリース

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台湾を代表するポスト・ロック・バンドTin Pan Alleyの女性ギタリスト、ワンティンを中心に結成されたVAROが、3rdアルバムの発表を前に、リミックス・アルバム『plus remixies』をリリースした。

これまで発表された2枚のアルバムからレーベルが厳選した6曲に加え、Buffalo Daughter、Saitoneほか気鋭のクリエイター達によるリミックス・トラック7曲を収録。VAROの1st『Hardcore Beach』は、英『WIRE』誌から絶賛されるなど、その人気/評価は台湾国内にとどまらない。

ポストロック、エレクトロ、パンク、ブレイクビーツなどを飲み込んだ雑多な音楽性、全編に渡り繰り広げられるポップでエネルギッシュな楽曲は台湾ユースカルチャーの元気で自由な精神性を感じさせる。シカゴに留学しエンジニアの学位を修得したワンティンは、バンド演奏の録音からミックス、エディットまで1人でこなす才人だ。

『plus remixies』のトラック・リストは以下の通り。

1. Conversation (Buffalo Daughter Remix)
2. Amelie Remix (Saitone Remix)
3. Blow Up Remix (Chinbumheng Remix)
4. Girl In Cafe (Pyratek Remix)
5. Buffalo 66 Remix (Tamiya Remix)
6. Dying Gaul (Porl B As UMAREKAWARI Remix)
7. Winter Passing (Chewy Benson Remix)
8. Conversation
9. Easy Rider
10. Girl In Cafe
11. Pieces Of April
12. Machinist
13. Stolen Summer

VAROは現在3rdアルバムを制作中。過去の2枚を遥かに凌ぐ完成度、ブレイク・ビーツ、レイヴ・カルチャーまでを巻き込んだエネルギッシュで、全く新しい形のVARO流ダンス・ミュージックが期待される。
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