マイケル・ジャクソン新曲解禁、アルバムのトラックリストも

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映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の前売り券が爆発的なセールスを記録し、公開への期待が高まっている中で、日本時間10月12日に、遂に新曲「THIS IS IT」が解禁となった。

このたび発見されたマイケルのヴォーカル・トラックの入った過去未発表音源に、新たにジャクソンズのコーラスと50人編成のオーケストラが加わって完成したこの新曲は、まさに映画のクロージングに相応しい感動的な名バラードとなっている。


なお、この曲が収録される最新アルバム『マイケル・ジャクソン THISIS IT』の収録曲リストも発表となった。

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
2009年10月28日(映画公開同日)発売
デラックス・エディション(初回生産限定盤2CD)
EICP1301-2 \3,780(税込)
通常盤(ジュエルケース1CD)
EICP1284 \2,520(税込)

DISC1 (スタジオ音源)
1.スタート・サムシング
2.JAM
3.ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス
4.ヒューマン・ネイチャー
5.スムーズ・クリミナル
6.ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール
7.シェイク・ユア・ボディ(ジャクソンズ)
8.キャント・ストップ・ラヴィング・ユー
9.スリラー
10.今夜はビート・イット
11.ブラック・オア・ホワイト
12.アース・ソング
13.ビリー・ジーン
14.マン・イン・ザ・ミラー
15.THIS IS IT(新曲)
16.THIS IS IT(新曲:Orchestra Version)
DISC2 (未発表アウトテイク音源)
1.あの娘が消えた(demo)
2.スタート・サムシング(demo)
3.今夜はビート・イット(demo)
4.プラネット・アース(poem/スポークン・ワード)
※初回生産限定盤が2枚組、通常盤はDISC1のみ

■DISC1 1. Wanna Be Startin' Somethin'
全米5位獲得(from THRILLER)。アルバム『スリラー』のオープニング・トラックで、同作からの第4弾シングルとしてリリース。ツアーでも必ずパフォーマンスされる曲であり、その際もオープニング又は最初の方にラインナップされる。2007年、リアーナが"Don't Stop The Music"でサンプリングして改めて脚光を浴びた。ルイス・ジョンソンの正確無比なベースを軸に、ビル・ウォルファーらによるミニマルなシンセやソリッドなクラップ、キレのあるホーンが折り重なっていくアレンジと、打楽器のような歌声をメロディアスに響かせるマイケルの奔放っぷりが魅力。マヌ・ディバンゴの"SoulMakossa"から借用したコーラス部分も際立って鮮烈なトラック。
■DISC1 2. Jam
全米26位獲得(from Dangerous)。アルバム3作の制作を共にしたクインシー・ジョーンズと袂を分かち、ニュー・ジャック・スウィングの創始者テディ・ライリーをパートナーに迎えて制作した1991年の『Dangerous』からの第4弾シングル。へヴィーDをfeatureし、ラッパーとの初共演曲となったこの曲のビデオクリップでは、マイケル・ジャクソンとマイケル・ジョーダン、2人のMJが夢の共演を果たしている。
■DISC1 3. They Don't Care About Us
全米30位獲得(from HIStory –Past, Present & Future Book1-)。偏見や差別に対する怒り、地球規模の環境保護や世界平和、博愛を訴えた、過去最大級にマイケルのメッセージが詰まった『HIStory』からの第3弾シングル。クイーンの「We Will Rock You」を思わせるリズムがエスニックな要素と融合し、唯一無二のマイケル・サウンドになっている。ビデオ・クリップはスパイク・リーが監督を担当、オール・ブラジルロケを敢行した、色彩豊かな作品となった。「最後のリハーサル映像」として公開されたパフォーマンスでマイケルが歌っていたのはこの曲。
■DISC1 4. Human Nature
全米7位獲得(from Thriller)。優しくも儚い歌声とメランコリックなシンセが夢のようなループを続ける、MJ史上最も美しい楽曲のひとつ。『スリラー』からの第5弾シングルで、TOTOのスティーヴ・ポーカロと、マドンナの「Crazy For You」やホイットニーの「One Moment In Time」などで知られるジョン・ベティスの共作。カヴァーやサンプリングの使用頻度も極めて高く、後にマイルス・デイビスもカヴァーをレコーディングしている。
■DISC1 5. Smooth Criminal
全米7位獲得(from BAD)。アルバム『BAD』からの7枚目のシングル・カットとなる曲で、ビデオ・クリップはマイケル・ジャクソンが原案・製作総指揮・出演を務めた映画『ムーン・ウォーカー』からのショートフィルム。敬愛するフレッド・アステアのごとく、白いハットに白いスーツをまとったマイケルが、ダンスでギャング達をなぎ倒していく映像は胸のすくかっこよさ。なお、マイケルは、このショートフィルムにおいて45度傾く「ゼロ・グラヴィティ」に関して特許を取得している。
■DISC1 6. The Way You Make Me Feel
全米1位獲得(from BAD)。アルバム『BAD』からのサード・カットで、1st、2ndシングルに続いて全米NO.1を獲得。ビデオ・クリップは、マイケルが路上でセクシーな女性をダンスで口説くという、いままでにないコンセプトと、BAD以上にストリート感を打ち出した描写、終盤のシルエット・ダンスシーンなどが話題を呼んだ。監督は『スペース・ジャム』などの作品で知られるジョー・ピトカ。
■DISC1 7. Shake Your Body (Down To The Ground)。
全米7位獲得(from Destiny)。フィラデルフィア・サウンドを踏まえつつ、自らの手による初のプロデュース、作・編曲という挑戦が見事に成功したジャクソンズ3枚目のアルバム、『Destiny』からのセカンド・シングルとしてリリースされ、大ヒットを記録。タイトでブ厚いリズム・セクションとパワフルなヴォーカルは、ポップ・バンドから大人のアーティストとしての脱皮に成功し、揺ぎ無きオリジナリティを築き上げたことを証明した。
■DISC1 8. I Just Can't Stop Loving You
全米1位獲得(from BAD)。アルバム「バッド」からの第1弾シングルで、サイーダ・ギャレットとのデュエット。マイケルは、バーブラ・ストライサンドやホイットニー・ヒューストンとのデュエットも想定していたが、両者とも折り合いが付かず、サイーダが選ばれた。彼女は最初、自身がマイケルに提供した楽曲『マン・イン・ザ・ミラー』のバック・コーラス録りのためにレコーディングに呼ばれたと思っており、自分がデュエット・パートナーに選ばれたと知った時は驚いたという。『バッド』収録曲のベース・パートは、大部分はシンセサイザーによるものだが、この曲ではネイザン・イーストがベースを弾いている。
■DISC1 9. Thriller
全米4位獲得(from Thriller)。PVに使われる予算は当時1000万円程度だったのに対し、この楽曲のPVは2億円をかけて作られた。ジョン・ランディス監督(『ブルース・ブラザーズ』他)による14分にも及ぶホラー映画風のショートフィルムであり、マイケル本人がスターリング、特殊メイクによるマイケルの狼男やゾンビとの群舞が話題となった。彼の演技、ダンスがともに高く評価された。当時MTVは連日オンエアされ、黒人ミュージシャンの映像を流そうとしなかったMTVの暗黙の方針を打開したミュージック・シーンにおけるエポック・メイキング的作品。元々は「STARLIGHT」というタイトルだったという話しは熱心なファンの間ではつとに有名。
■DISC1 10. Beat It
全米3週1位獲得(from Thriller)。エディ・ヴァン・ヘイレンがギターで参加。最初にクインシー本人がエディに直接依頼の電話をいれたところ、イタズラ電話だと思ったエディに「うるせえ!失せやがれ!」と怒鳴られ、電話を切られてしまったそう。クインシー・ジョーンズが「アルバムにはナックの「My Sharona」のようなパワフルなロックンロール曲が必要だ」とマイケルに告げたところ、彼が仕上げてきた曲だそう。実際に本物のストリート・ギャングも加わったダンサーが群舞するショート・ビデオは、現存するありとあらゆるPVの先駆けとなったと同時に、群舞するダンサーのセンターで歌い踊る、というスタイルは現在のポップ・エンタテインメントにおけるパフォーマンス形態の先駆けともなった。
■DISC1 11. Black Or White
全米7週1位獲得(from Dangerous)。全米7週1位をはじめ世界15ヵ国で1位を獲得。実に5億人以上が観たというビデオ・クリップは、映画『ターミネーター2』で広く世に知られることになったモーフィングというCG技術をいち早く採用。様々な人種の人々顔が滑らかに変化していく映像で世界中の度肝を抜いた。ビデオの監督は、「スリラー」と同じジョン・ランディス。
■DISC1 12. Earth Song
全英6週1位獲得(from HIStory )。ビデオ・クリップにおいて、いかに地球が人間によって破壊されつつあるかを概説し、環境破壊、貧困問題について切実に訴えた楽曲で、密猟者、ボスニアの90年代の紛争、破壊された熱帯雨林(最後に写る森は撮影後破壊された森である)など、様々な題材を扱い話題を呼んだ。アメリカでのチャートアクションは今ひとつだったものの、環境問題への意識の高いヨーロッパで爆発的な大ヒットを納め、イギリスで6週連続の1位となり、ヨーロッパ各国で1位となった。10年後の2006 FIFAワールドカップ公式アルバムにも収録された。
■DISC1 13. Billie Jean
全米7週1位獲得(from Thriller)。全米7週連続1位を記録した、83年を象徴する大ヒット曲。ストーカーに遭遇した実体験を草案にしたともいわれている。ビデオ・クリップは、追いかけてくるパパラッチをマイケルが軽やかなステップで翻弄していく内容で、当時のミュージック・ビデオの潮流を大きく変えてしまうほどのクオリティを誇り、MTV文化の隆盛に大きく貢献した(監督はa-haの「テイク・オン・ミー」などで知られるスティーヴ・バロン)。イアン・ブラウンやシャインヘッドらがカヴァーしたほか、ブラック・ストリートがNo Diggityとのブレンドカヴァー(96年)を披露している。この曲のMOTOWN25周年記念イベントでのパフォーマンスで初めてムーンウォークを披露した。
■DISC1 14. Man In The Mirror
全米2週1位獲得(from BAD)。ショートフィルムにはマーティン・ルーサー・キング・ジュニアやマハト・ガンジーの映像が流れる(マイケル本人は登場しない)。世界を変えようと思うならまず鏡の中の男(自分自身)が変わる事からはじめよう、というメッセージ性の強い曲。鏡といえば、スリラーを越えるアルバムをめざすためマイケルは、BADリリース時洗面所の鏡に1億枚と書いた紙を張りプレッシャーを自分に与えていたという。
■DISC1 15&16. This Is It (New Song)
マイケルが死の直前まで全精力を注いでいた幻のロンドン公演「THIS IS IT」のリハーサル映像を中心にした映画『THIS IS IT』と同名タイトルの楽曲で、本サウンドトラックで初めて収録された過去未発表のニュー・ソング。アルバム『オフ・ザ・ウォール』制作時代のアウトテイクの中で、同名曲の存在が明らかにされていたこともあり、原曲はこれと同一のものか?
■DISC2 1. She's Out Of My Life (Demo)
全米10位獲得(from Off The Wall)。アルバム『オフ・ザ・ウォール』からの4枚目のシングル・カット。この曲はギター・ベース・電子ピアノと弦楽合奏だけで編成され、『オフ・ザ・ウォール』のアルバムに収められた全10曲の中でも小編成の人数で演奏される。ドラムスやシンセサイザー、金管楽器などは使用されていない。当時のレコーディングにあたっては、プロデューサーのクインシー・ジョーンズが最近語った談話によると、彼は、マイケルが(これまで歌ってきた曲の傾向から)この歌のような「大人びた恋愛感情の表現を知らないのではないか」と考え、これをマイケルに提供することにした。ジョーンズの話によれば「マイケルは何度テイク(1回分の録音)をとっても、毎回最後に泣いた。10回以上収録し直した末、涙声の歌をアルバムに保存することにした」という。
■DISC2 4. Planet Earth (Poem)
世界紛争や、偏見、差別、環境破壊のはびこる世界を憂い、常に世界平和や博愛主義を訴え続けてきたマイケルによる、「地球」というタイトルの朗読テイク。マイケルがこれまでに作品に込めてきたメッセージのコアとなる内容が、切々と語られる内容に。
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