ふたつのVの共鳴…ジェイド+宮本笑里=Saint Vox

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なんと、元sweetboxのジェイドと宮本笑里がユニットを組んだ。その名もSaint Vox、11月25日(水)にデビューを飾る。

資料にあるのは“音楽に身を捧げたVocalとViolinのデュエット”。sweetboxをプロデュースしたドイツの天才GEO(ジオ)が全面プロデュースしたSaint Voxは、ポップ・ミーツ・クラシックから発展、「日本のTV&映画&CMインスト・ヒット曲」をモチーフに、まったく新しいサウンドを誕生させたという。

デビュー・アルバムとなる11月25日発売の『Saint Vox』は、リード・トラックとして坂本龍一作曲の「energy flow」をモチーフにした「Don't Leave Me This Way-energy flow-」や、映画『もののけ姫』より「もののけ姫」をモチーフにした「Crashing Down」、ドラマ『冬のソナタ』より「最初から今まで」をモチーフにした「Killa」など、日本でヒットした数々の名曲がプロデューサーGEOの巧みなセンスによって生まれ変わった必聴作品が目白押しとなっている。

そもそも、音楽に人生を捧げたジェイドが、同じくらい音楽に情熱を傾ける笑里の姿に自分を重ね、音楽に身を捧げる2人をイメージして、Saintを提唱したのがことのきっかけだ。宮本笑里は、ViolinistにとってヴァイオリンがVocalと同義であり、デュエットしオリジナルな音楽を作ることをテーマに、ふたりのVが重なる造語としてVoxを提唱した。この2人のテーマが重なって、Saint Voxが誕生したのだ。

ジェイド・ヴァレリー(Jade Valerie)は、米国カルフォルニア州のサンディエゴ生まれ。2000年sweetboxのヴォーカルに抜擢され、2007年脱退後ソロアルバムをリリース、2009年には、ProducerのGEOとETERNITY∞なるユニットで活動中だ。

宮本笑里(みやもとえみり)は、幼少期を父親の仕事の関係でドイツで過ごし、2007年に『smile』でアルバムデビュー。TBS系「THE世界遺産」テーマ曲、アニメ「のだめカンタービレ巴里編」エンディングテーマ、NHK大河ドラマ「天地人」の紀行テーマなどを担当し、10月リリースの3rdアルバム『dream』と同タイトルの全国ツアーを行なうなど、今最も注目されるヴァイオリニストのひとりである。

ふたつのVの共鳴。音楽に全てを注いできたふたつの特異なる才能が、新たな化学反応を起こしたようだ。国境を越えて、音楽のジャンルも越えて、表現力豊かなふたつの肉声がどのようなハーモニーを奏でるのか、発売を楽しみにしていたい。

『Saint Vox』
2009年11月25発売
SICP2478-9(初回生産限定盤CD+DVD) \3,150
SICP2480(通常盤CD) \2,730(税込)

◆Saint Voxオフィシャルサイト
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