リル・ウェイン、「新作“Rebirth”はロック」と主張。

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先ごろ、2年前の銃器不法所持容疑で有罪を認め、人気絶頂期にありながら懲役刑に処される可能性の高いリル・ウェイン(Lil Wayne)だが、’初のロックアルバム’という触れ込みで話題を集めるも、発売延期を続けている新作"Rebirth"について改めて語った。

米Billboard誌最新号の表紙を飾ったリル・ウェインは、プロデューサーのクール&ドレー(Cool & Dre)や所属レーベルCash Moneyのボス、ベイビー(Baby aka Birdman)たちの「ロックにこだわっていない」との発言を否定。特集インタビューで「いや、ロックアルバムだね」と主張した上で、「8割は自分でギターを弾いている。ロックの影響を受けたものだしロック・ビートだ。だが、できないことに挑戦したとは思われたくないね。驚くだろうが、心配しないでくれ。ヒップホップで表現しきれないことを表現しただけさ。人々に自由を与えるのがロックだとしたら、今作は自由に作ったアルバムだと受けとってくれ」などと語った。同時に人気パンクバンド出身で、ソロでヒップホップ・アーティストと絡むことの多いドラマー、トラヴィス・バーカー(Travis Barker)の参加も公表。後を絶たない音源のリークについては「次々にリークされるから新曲を追加したよ。先にアルバムの方向性を予測されたくないから、全く違うものする必要があった」とのこと。

一部で報じられた通り"Rebirth"は、リル・ウェインのレーベルYoung Moneyのクルーアルバムとの2枚組としてリリースされることが決まったようで、現時点の発売日は12月15日と発表されているが、実刑判決による影響が懸念されるところ。

◆リル・ウェイン Artist Info(notrax)
◆リル・ウェイン Artist Video(notrax)
text by notrax
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