[クロスビート取材こぼれ話] ザ・テンパー・トラップ

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9月にデビュー作「コンディションズ」を発表し、サマーソニック出演から早々の再来日となる10月のショウケースも大盛況だったオーストラリアの4人組、ザ・テンパー・トラップ。

ヴォーカルのダギー・マンダギは前回の来日時に日本を気に入ったらしく、ライヴに先がけて一人だけ前乗りして京都観光へ。金閣寺と三十三間堂を堪能し、高級旅館に宿泊。日本食を堪能するも、どうやらマツタケだけはお気に召さなかったらしい。「香りは良いけど味はいまいちだし、なんであんなに高いのか分からない!」とは本人の弁だ。

クロスビートでインタビューした時の相手は、そんなダギーとベースのジョニー・エイハーン。何を隠そうこの2人、インドネシア人のダギーがオーストラリアに移住して以来の大親友コンビだ。お互いにテンポよく回答を譲る姿はまさに“あうんの呼吸”で、終始にこやかで上機嫌だった。

話がUKの女性アーティスト、バット・フォー・ラッシェズの話に及ぶと、ジョニーが「可愛いよね~」と一言。ダギーが「編集部の人だったら会う機会があるよね?」とこちらに話を振り、もう少しでザ・テンパー・トラップからの質問表を預かるというおかしな展開に。また、ダギーがひたすらうつむいてひたすらペンを握りだしたので何かと思ったら、サイン色紙にベトナム人風の絵を描いていた(しかも上手い!)。「なんでこれを書いたの?」と聞くと、「I DON'T KNOW WHY I DROW THIS GUY」(なんでこの男を描いたのか自分でもわからない)とサイン色紙に付け足す(笑)。それが今発売中のクロスビート12月号の読者プレゼントだ。

左下のバンド名にしても、最初は「テンパー・トラップ」の“T”から書き始めて、それが道路になり、車が走り…結局バンド名になる…とどんどん想像を膨らませていて、その過程を見ているだけでも非常に面白い。流石アーティストだけあって、何をするにもイマジネーションが湧いてくるのだろう。

◆テンパー・トラップのサイン・プレゼント・ページ
◆クロスビート最新号(オフィシャルサイト)
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