英シングル・チャート、『X Factor』出身のボーイズ・グループが1位に

今週の英シングル・チャートは、オーディション番組『X Factor』の2008年度の準優勝者JLSのセカンド・シングル「Everybody In Love」が初登場でトップを飾った。番組ではアレクサンドラ・バークに敗れたものの、絶大な人気を誇った同ボーイズ・グループはすでにこの夏、デビュー・シングル「Beat Again」で初の1位を手にしている。チャートを発表しているOfficial Charts Companyによると、同じ年に2枚のNo.1シングルを出したブリティッシュ・アーティストはマクフライ（2006年）以来だという。

2位は、先週まで2週連続でトップだったシェリル・コールの「Fight For This Love」。3位にはブラック・アイド・ピーズの「Meet Me Halfway」が6位からランク・アップした。

今週はトップのJLSのほか、LA出身の新人女性シンガー、キーシャの「Tik Tok」（6位）、プラン・Bをフィーチャーしたロンドン出身のダンス/エレクトロ・チーム、チェイス＆ステイタスの「End Credits」（9位）がチャート・インしている。

アルバム・チャートは先週に続き、シェリル・コールのデビュー作『3 Words』がトップをキープ。2位にはボン・ジョヴィの11枚目のスタジオ・アルバム『The Circle』が初登場した。今週はこのほか、フー・ファイターズ初のベスト・アルバム『Greatest Hits』（4位）、キャサリン・ジェンキンスの『The Ultimate Collection』（9位）がチャート・インしたほか、MTVヨーロッパ・ミュージック・アワーズで3冠に輝いたビヨンセの『I Am Sasha Fierce』が先週の53位から8位に急上昇、再度トップ10入りした。

Ako Suzuki, London