MGMT「ニュー・アルバムは誰も気に入らない!」

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MGMTが、待望の2ndアルバム『Conglatulations』について語った。19歳のときに作った、メンバーいわく「レディー・ガガみたいに思われている」ダンス・トラックを収録した前作『Oracular Spectacular』とは違い、ダークで混乱したトラックがいっぱいの新作は「誰も気に入らない!」だろうという。

新作のサウンドを問われた彼らは『New York Magazine』でこう話した。「憂うつさと興奮が入り混じった感じかな」(ベン・ゴールドワッサー)「それに混乱も加えるよ」(アンドリュー・ヴァンウィンガーデン)「俺たち、いつだってヘンな音楽にはまってるからね」「そう、誰も気に入らないと思うよ!」(ベン)

アンドリューは新曲の1つについてこう話した。「新曲の名前を教えてあげるよ。“Brian Eno”っていうんだ。いま、初めて明かす。バンパイア・パンク・ロック・ソングみたいなもので、トランシルヴァニアの城でブライアン・イーノを見つけるって曲なんだ。彼ってダークな魔法使いみたいだろ。もともと、このトラックは彼にプロデュースを頼んだんだ。でも彼、俺らのこと聞いたことなくてさあ」

デビュー・アルバム『Oracular Spectacular』は、音楽誌が選んだ“2008年のベスト・アルバム・トップ10リスト”の常連。NME誌のリストで1位に輝いたほか、Billboard誌で10位、Rolling Stone誌の読者が選んだリストで4位に登場するなど、軒並み高い評価を得た。

あのサウンドがさらにダークになっているのなら、さらにみんなが気に入るはず。『Conglatulations』は2010年春のリリースが予定されている。

Ako Suzuki, London
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