BUMP OF CHICKEN、ダブルA面シングル「R.I.P./Merry Christmas」リリース大特集

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BUMP OF CHICKEN Double A Side Single 「R.I.P./Merry Christmas」2009.11.25リリース特集

最高傑作との誉れ高い アルバム『orbital period』から約1年ぶりの作品がここに登場

このスタイルでずーっとやってきてるから、このスタイルの深みみたいなものを感じて、すごい楽しいんですね。(直井)

──バンプはよくみんなで集まってゲームとかしますが、4人で、ツアーとは別に、どこかに行くとかそういうのってないんですか?

藤原基央(以下、藤原): あるよね? その辺で飯食うのとか、そういうのは入れないで?

──入れてもいいけど、ちょっとこう、旅行的な。

直井由文(以下、直井): それね、ずっと俺らのテーマでもあるの。

──あ、そうなの?

直井: 行ってないんですよ。

藤原: ないね。

直井: だから、ちょっと今年中には入れてこうかな、と。

自分ではこれが一番カッコいいと思ってやってた。でもそれを支える聴覚が濁ってた。(升)

──合宿とかはやったことないの?

直井: ありますよ。

藤原: 合宿はね、高校の時。高校生の時に一回やりましたけど、いやー、あんな無意味なことないですね。

升秀夫(以下、升): 合宿をやること自体には意味があるんだろうけど。

藤原: そうだけどね。

升: 特に、目的意識もなく行ったところで、何もやることがなかった。

藤原: 輝いてましたけど。バンド組んで合宿やってるっていう、その事実だけですよね。例えば、ツアーのためにとか、ツアーまでいかなくてもライブのために、もしくは曲を何曲か作って帰ってこようとか、そういう具体的な目標がないまま行って。だから、かくれんぼとかしましたよ(笑)。

──(笑)マジですか?

藤原: はい、ピアノの裏に隠れたり。けっこう古いスタジオ付きのペンションみたいなところだったんですけど、今までそこで合宿した人たちの落書きみたいなのが、そのピアノの裏にたくさんあって。それを見て感動したりして。どうしょもねーな。

──(笑)

藤原: 「昭和30年『ナントカ・・ズ』」みたいな。ちょっと、当時の時代もうかがえるようなバンド名だったりとかね。あとは「ナントカ高校合唱部」とか。そんなことばっか覚えてるんだよなぁ。

──課題はなかったんだ?

藤原: なかったです。思い出作りですよね。どんな曲をやったとかよりも、秀ちゃんが夜話した怖い話が、すごい怖かったとか。あとは、“素泊まり”の意味がわかってなくて、食料をちゃんと持って行かなかったから、リアルで餓死しかけたとか。

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