Inter BEE 2009速報、「バイオハザード5」のサラウンドミキシングについての講演などもあり

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11月18日より開幕している2009年国際放送機器展(Inter BEE 2009)の速報レポート第四弾。

●日本エレクトロ・ハーモニックス

写真左:PreSonusのライブ&レコーディング・デジタルミキサーStudioLive 16.4.2。写真右:ARTやRadialの小型デバイス。
数多くの海外ブランドを取り扱う日本エレクトロ・ハーモニックスのブースの注目は、PreSonusのライブ&レコーディング・デジタルミキサー「StudioLive 16.4.2」。全16chの入力はクラスA XMAXアンプ搭載、コンプやパラEQ、リミッター、ノイズゲートなども備える。また、FireWire接続のオーディオインターフェイスとしても動作、マルチトラックレコーディングソフトも付属する。価格は250,000円前後。このほか、自宅スタジオに欲しいUSBコントローラーPreSonus FaderPort、クロックジェネレーターやUSBオーディオインターフェイス、DIなどを取り揃えるARTやRadialの小型製品も注目。
◆日本エレクトロ・ハーモニックス

●アビッドテクノロジー

ProTools HDをエンジンとする統合コンソールシステムのICONシステム。
Digidesign、M-Audioを擁するアビッドの本体は映像メインの会社。Inter BEE会場は映像・放送関連機材部門とプロオーディオ部門に分けられているのだが、両方をまたがる同社ブースはその境界付近の映像部門側にある。コンシューマー向けの展示はないが、ProTools HDをエンジンとする統合コンソールシステムのICONシステム、ライブミックス用のコンソールシステムVENUEなど、他ではめったに見られない展示となっている。ブース内ではカプコンのゲーム「バイオハザード5」のサラウンドミキシングについての講演なども。
◆アビッドテクノロジー

●ゼンハイザージャパン

写真左:来場者がマイクを選んで試聴できるシステム。写真右:デコマイクMIC SKINS。
コンシューマーには高音質ヘッドフォンのブランドとして有名なゼンハイザーは、音楽・映像制作向けのマイクロフォンやワイヤレスシステムを多数展示。複数のマイクの音をボタンで切り替えて試聴できる展示が人気を集めている。来場者が好きなマイクに向かって音を出せるほか、バンドの生演奏を複数のマイクで拾いスイッチングしながら試聴できるユニークな展示も。マイクにデコレーションを施せる(デコマイク?)「MIC SKINS」もおもしろい。
◆ゼンハイザージャパン
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