クイーン、『X Factor』出演を語る

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とかく批判されがちなオーディション番組『X Factor』に出演し、いい意味でも悪い意味でも話題となったクィーン。ロジャー・テイラー(Dr)本人は「楽しかった」そうだ。

先週土曜日(11月14日)放送された『X Factor』のテーマはクイーン。オーディション参加者はそれぞれクイーンのトラックを歌い、勝負に挑んだ。その判定日となる翌日、ロジャー・テイラーとブライアン・メイ(G)は、オープニングで参加者全員がパフォーマンスしたクイーン・メドレーにジョインした。

スティングが同番組を「カラオケ」「メロドラマ」と痛烈に批判した直後だっただけに、大御所の登場には賛否両論があがったが、ロジャー・テイラーはBBC 6ミュージックでこう話している。「ショウ全体を僕らの曲に捧げてくれたことを、ものすごく光栄に思っている。曲をより多くの人に知らしめてくれた。それって、僕らが望んでることの1つでもあるんだ」「だから偉そうにふんぞりかえって批判するつもりはない。あれはエンターテイメントだ。面白かったよ」

テーマは、ミュージカル、ディーバ、ロック、映画音楽など抽象的なものが大半だが、先週はクイーン、今週末はワム!(ジョージ・マイケルも含む)がフィーチャーされる。クイーン同様、ジョージ・マイケル本人も出演するのかまだ明らかにされてない。

Ako Suzuki, London
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