強面3人組、レー+メス+ゴーストのコラボ作が実現へ。

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ベテランラップグループ、ウータン・クラン(Wu-tang Clan)のメンバー中でも、現在もっともアクティブな3人がコラボレートしてのスペシャルなアルバムが発表される。

そのメンバーとは新作"Only Built 4 Cuban Linx pt. 2"も好評のレイクウォン(Raekwon)、グループ随一のポップな魅力で知られるメソッド・マン(Method Man)、無類のソウル好きとしておなじみのゴーストフェイス(Ghostface)という強力な3人。数ヶ月前からそれぞれにこのユニットについてコメントしていたが、発売が当初予定されていた年内から2010年2月8日に延期されたものの、リリースそのものは実現することになるようだ。

このアルバム、"the Wu-Massacre"または"the Wu-tang Massacre"と表記されており、そのタイトルにあるように、惨殺事件をテーマにした予告編3バージョンが公開済み。ヒップホップ系ミュージックビデオを多く制作しているリック・コルデロ(Rik Cordero)が監督。スリラー映画『セブン』をモチーフにしたと思われる殺害現場に、それぞれ"Starks"、"the Chef"など、各メンバーのあだ名がメッセージとして残されるという陰惨な内容となっている。

またウータン・クラン本体としての新作も準備されているとのことで、来年もウータン一派の活躍が続きそうだ。

◆ウータン・クラン Artist Info(notrax)
◆ウータン・クラン Artist Video(notrax)
text by notrax
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