ジェイムズ・マーフィーaka LCD SoundSystem、来日決定

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ディスコ・パンク、ニューウェーヴ・リヴァイバルなどのムーブメントを先導してきたDFA RecordsのボスでありLCD soundsystemのボーカリストでもあるジェイムス・マーフィーが12月26日(土)青山LOOPでSpecial Setを披露することが決定した。彼の音に対するこだわりを体感できる一夜になるだろう。

一世を風靡したディスコパンクバンドLCD SOUNDSYSTEMのヴォーカリストにして、その頭脳でもある、ニュージャージー生まれのジェイムス・マーフィー。彼にとって、幼少期はパンクロックこそが彼の救済者であった。SpeedkingやPonyのようなパンクバンドを率いて音楽活動を続けてきたが、かつてのもっと楽観的だったパンクの音楽が画一化してしまったことに失望し、偶然か必然か同じ考えのもとに疎外感を感じていたTim Goldsworthy(当時David Holmesチームを組んでいた)と出会い、1999年にDFAを設立。The raptureの名盤、Radio 4のプロデュースなどを経て、同名義でこなしたRemixワークにはGorillaz、N.E.R.D、Chemical Brothers、Tiga、SOULWAX、 Goldfrappが名を連ねることになった。

2005年には初のアルバム『LCD SOUNDSYSTEM』をリリースし、ミリオンセラーを記録。2007年にはセカンドアルバム『Sound of Silver』、NikeとiTuneとのコラボレーションアルバム『45:33』を続けてリリース。当初ダウンロードのみの販売予定であった『45: 33』は殺到する問い合わせに応じる形でCD盤としてもリリースされ、2009年になってTheo Parrish、Prince ThomasらによるRemixも正規盤として発売された。

ダンスミュージックを追求する過程でニューヨークのパーティThe Loftの主宰デヴィッドマンクーソーに傾倒し、そのDJセットではディスコクラシックやガラージハウスを中心にプレイし、ミックスアルバム『FabricLive 36』や『Disco Flashback』ではその横顔を十分に堪能できる。

現在は、自身の3枚目となるアルバムと、パートナーShit Robotのアルバムプロデュース、そして女優ジェニファー・ジェイソン・リーの夫であり、2005年の『イカとクジラ』でアカデミー賞にノミネートされた映画監督、ノア・バームバックの最新作『Greenberg』のサウンドトラック制作を同時に進めるなど多忙を極めている。そんな彼のスペシャルセット、是非お見逃しなく。

<in the mix>
2009年12月26日(土)
@LOOP
OPEN:22:00
Door:3000yen w/f:2500yen
Special Guest DJ:James Murphy (LCD sound system)
Guest DJ:KZA(FORCE OF NATURE)、DJ MOCHIZUKI (in the mix / MOL / MOXIED)、DJ YOSHIO(UGP)、木村勝好 (CRASTY)、TOKUKAZU (Traffic Compilation)
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