スヌープ・ドッグ、気合の最新作と共に降臨

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スヌープ・ドッグ10作目となる最新作、その名も『不思議の国の魔リス(原題:Malice N Wonderland)』が12月9日にリリース、本人からの声明が届いている。

「新たなプライオリティ・レコーズ、そして新たなスヌープ・ドッグさ。俺はクリエイティヴ・チェアマンであり、ボス犬であり、ドッグ・ファーザーなんだよ。今作は要注意だぜ。スヌープ史上、最も強力なブツになること間違いないね。」

タイトルからしてヤバい当作は、ヒップホップの最重要レーベル:プライオリティ・レコーズに復活移籍を果たし、同レーベルの重役としてリリースする最新作だ。クリプス(米LAの2大ギャングの1つ)のメンバーだったスヌープが独特のライム、レイドバックしたフロウと共にラップ・ゲームに足を踏み入れたのは90年代初期。偉大なる元N.W.A.メンバー:ドクター・ドレーの手によって衝撃的デビューを飾って以来、西海岸ヒップホップの最重要人物として、敏腕ビジネスマンとして、レーベルを渡り歩きながらもシーンのトップに君臨してきたのは既にご存知のとおり。

そして、2009年、N.W.A.やICE CUBEなどを輩出したウエストコースト・ヒップホップの最重要レーベル、プライオリティ・レコーズに電撃復活移籍、同レーベルの重役も兼ねつつも満を持してリリースしたのが『不思議の国の魔リス』というわけだ。

制作に携わったのは、ザ・ドリーム、ネプチューンズ、C.“トリッキー”スチュワートといった、強力な布陣。ザ・ドリーム、R.ケリー、ファレル、ソウルジャ・ボーイ、リル・ジョン、ジャズミン・サリヴァンらシーン注目の豪華アーティスト陣もフィーチャリングとして参加しており、ヒップホップ史上避けて通れない、作品の登場となった。
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