デリック・メイによるミックスCD、13年ぶりに登場

あり1992年以降はほとんど作品を発表せず、沈黙を守り続けている。しかし、DJとして絶大な人気を誇り、世界で最も多忙なDJの一人として活躍し、数々の伝説を残し続けている。シカゴ・ハウスの伝説のDJ RON HARDYに多大な影響を受けたその斬新なDJプレイはもはや唯一無二のものであり、時代に流されることなく普遍的輝きを放ち、テクノ・ファンのみならず全てのダンス・ミュージック・ファンから絶大なる支持を得ている。

ここ数年もデトロイト・テクノのドキュメンタリ―DVD『HIGH TECH SOUL』が発売され、新しい世代からも再び注目を集めている。また『鉄コン筋クリート』のサウンドトラックのリミックスを制作。長年彼の新作を待ち望んできたファンには最大のプレゼントになったであろう。世界中を旅していて日本でのプレイが最も好きだと語るデリック・メイ、きっとまた素晴らしいプレイで僕らを感動させてくれるはずだ。

「ダンスミュージック界の巨人デリック・メイが、実に13年ぶりとなる渾身のDJ MIXを生み出したこの事だけでも、ダンスミュージックファンにとっては大きなニュースであるが、驚いたのは、その作品に込められた彼の音楽に対する愛情や幅広い音楽性と豊富な技術である。昨今のDJ MIX物では忘れさられた、非常に人間臭くリアルな空気感とグイグイと攻めてくる音の波は、テクノロジーの進歩と引き換えに、本物とかリアルとかいう言葉が薄れてゆく時代の中で、あらためて何が大切なのかを思い知らされる、時代を作ってきた一人の男の魂の叫びを感じた。その音は、テクノ・ハウスと言ったジャンルの枠を超え、正真正銘のダンスミュージックをあなたの記憶の中に打ち込む事だろう。」──村田大造(HeartBeart/Global Hearts Ltd.)

『Heart Beat Presents Mixed By Derrick May(TRANSMAT from DETROIT)×Air(DAIKANYAMA TOKYO』
2010年1月20日発売
LACD-0169 \2500(税込)
1.Acoustic High-End Research / Acid Child
2.Anthony Shake Shakir / Arise
3.Matthias Meyer / Infinity
4.Kapuchion&Benny Rodrigues / Reel
5.Cesar Merveille / Chocopop Jazz
6.Ibex 360EP / 360(Dub Mix)
7.Glenn Underground / Afro
8.Gummihz / One Groove&Snyth
9.Karizma A Mind Of Its Own / The Ganni
10.Robert Bosco / Club
11.Ben Klock / Viscoplastic
12.DVS1 / Searching
13.Karizma / Georgia feat. Taylor Mcferrin
14.Joakim Lone / Meeting Blue Ice
15.Orlando B / Melancholy(Mr.G's Mellow Mix)
16.Jona / Secret 47
17.Autotune / Dirty
18.Dan Curtin / Other(Push Mix)
19.Miriam Makeba / Liwa Wechi(Quentin Harris Re-Production)
20.Arno E.Mathieu / Soil(Hard Winter Dub)
21.Ben Sims / Love
22.Greg Gow / Black Sun
23.Killa Productions / Jingo
24.Greg Gow / The Bridge(Late Night Grand River Mix)
25.Zak khutoretsky / Pressure Derrick May