ニコ動の<がくっぽいどコンテスト>が急展開。GACKT自らレコーディングを約束

◆GACKT 画像@2009.12.15 ニコニコ生放送<がくっぽいどコンテスト>
以前、ニコニコ生放送の番組にGACKTが出演した際、ひょんなことから始まったのが、この<がくっぽいどコンテスト>。GACKTのヴォーカルを音源としたソフト『がくっぽいど』を使った、ニコニコ動画ユーザー対象の作品コンテストということで、前代未聞、GACKT本人による作品審査が行なわれるなど、GACKTファン、ニコ動ユーザーを中心に大きな話題となった。もちろんコンテストの結果発表の場となった今回の番組もユーザーの関心は高く、放送が開始されるやいなや、来場者(アクセス)数はいきなり14000人を突破した。
MCのやまだひさしと、ドワンゴ平社員にしてGACKTに“気に入られている”というメガネ君がオープニングトークを繰り広げる中、早速、GACKTが登場。応募作品をすべて見たというGACKTは、裏ピースでカメラに応えつつ、「もうね、大変だった…。」と苦笑しながら一言。「いや、ねえ…(作品数が多くて)泣いたね。すごい量だよ」と、審査を振り返りつつも「いい曲あったよ。何人かは“この子育ててみたいな”って、そういうのも感じた。」と応募作品を総評した。

視聴者は、そんなGACKTがピックアップしたクリエイターたちの渾身の作品に聴き入ると同時に、ユーザー作品だからといって一切手を抜くことないGACKTの鋭い楽曲分析と解説にもまた感心しきり。今回のコンテストを通して、GACKTというアーティストの音楽へのこだわりや真摯な態度が改めて浮かび上がり(選んだ作品を覚えて鼻歌で歌えるほど!)、そんなGACKTの姿勢に畏敬の念を、もしかしたら畏怖の念すらを抱いた視聴者もいるはず。(GACKTファンにとっては、彼のこのような姿は極めて当たり前のことなのだが)これがGACKTが口にする“本気”で“真剣”ということ。言ってしまえば今回のコンテストも、音楽を使って遊ぶ企画のひとつのように受け取られがちではあるが、かといって、本気で遊ぼうとするGACKTにとって、そこに一切の妥協はないのだ。
作品を見ながら「もし僕が歌えば…」という発言を繰り返していたGACKT。番組終盤に、MCやまだひさしからそのフレーズについて突っ込まれると、GACKTは、「みんな聴きたいの? 僕が歌った『Episode.0』を」と、急遽視聴者に呼びかけ。視聴者からの「聴きたい!」の声が画面を埋める中、苦笑いのGACKTは、「じゃあ、一度チャレンジさせてよ。やるんだったら選んだ曲を全曲歌うよ」と、グランプリおよび優秀作品に輝いた作品音源に対して自らが歌入れをすると約束。<がくっぽいどコンテスト>は、さらなる展開を迎え、番組は大反響と歓喜のまま終了した(現状として、GACKTはヴォーカルとして参加するということのみで、その作品が配信やCD化されるということではない)。
なお、放送終了時点で、総来場者数は37000人を、総コメント数は322700件を突破していた。
【がくっぽいどコンテスト 結果発表】
■ グランプリ
「 神威がくぽ がオリジナル曲『 Episode.0 』を唄う」の巻 / 作者:かにみそP
■ 優秀作品
【神威がくぽ】「Paranoid Doll」オリジナル曲【PV付】 / 作者:natsuP
【神威がくぽ】stainless moon【オリジナル】 / 作者:maya
【神威がくぽ】Dream in Dream【オリジナル】 / 作者:どなたかP
【神威がくぽ】sad【オリジナル】 / 作者:どなたかP
【神威がくぽオリジナル曲】 鈍色の街 PV 【がくっぽいど】 / 作者:だあくP
【がくっぽいど】 すばらしき人生 【オリジナル】 / 作者:たかP
【神威がくぽオリジナル】-ふらりゆらり-【がくっぽいど】 / 作者:marcury
【神威がくぽ】声【オリジナル】 / 作者:タンバリンP
【神威がくぽ】オリジナル曲「Broken Heart」 / 作者:リノ
◆<がくっぽいどコンテスト>特設サイト
◆GACKTオフィシャル・サイト
◆GACKTほかからBARKSオリジナル動画メッセージ【Xmas特集 2009】
◆iTunes Store Gackt(※iTunesが開きます)
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