祝・結成10周年!「ジャイアニズム」シリーズ最終章完成!そして次なるステージへ

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ナイトメア 祝・結成10

激+速+怒+攻。ナイトメアの攻撃性、ここに極まれり。

「“死”はネガティヴなイメージがすごいありますけど、“まだ死ねない”というポジティヴな方向で書きました」(YOMI)

――では今回収録された新曲いついて聞かせて下さい。まず「ジャイアニズム死」について。

咲人: 「ジャイアニズム死」と呼ばれるものは元々あったんだけど、そのときはちゃんと完成させられなかったんですよ。

YOMI: だから「ジャイアニズム死」をちゃんと出すときは解散するときじゃね? という話もメンバー内ではあって。でも今回このアルバムを作るってことで。

咲人: 改めて作り直したのがこれ。コンセプトは、死にそうで死なないプレイをそれぞれのパートがやってる感じ。

柩: だから、レコーディングしててもとにかく速かった(笑)。

――歌詞に関してはいかがですか?

YOMI: 漢字の“死”はネガティヴなイメージがすごいありますけど、そうではなくて、“まだ死ねない”的な。“死に場所はここじゃない”というポジティヴな方向で書きましたね。

――「ジャイアニズム天」についても教えて下さい。

柩: これはレコーディングが楽しかった。俺、ジャイアニズムのレコーディングはいつも楽しいんですよ(微笑)。このシリーズの中では一番シャウトを入れてるんですけど、その録りも楽しみながらできた。

YOMI: 俺は、「ジャイアニズム」のなかでは「~天」が一番自分が納得いく歌が歌えたかな。シリーズ最後なので、俺のなかではジャイアニズムを極めて悟りを開いた人というメージも含めて歌ったんですけど。

咲人: 曲調的には、ジャイアニズムというよりはいまのナイトメアを考えて、激しい部類に入る曲の平均値を出した感じ。

――ジャイアニズム=激しくなければならないんですか?

咲人: そうです。

――なんで?

咲人: なんでも(キッパリ)。そういう決まりなんです。

――ジャイアニズムはこう、というルールがあるんですか?

咲人: あります。まず激しくなければいけない。速くなければいけない。ミディアムとかバラードはタブー。

YOMI: 歌詞は優しい言葉に聴こえるような感じはダメ。

咲人: “○○だよ~”とか使っちゃダメ。どこかしら強い意志や決意、強さがなければダメ。あと、俺の中ではジャイアニズムを書く時のルールがさらにあって。“あなた”も使わないな。あとね、ギターは歪んでなきゃいけない。バッキングの音も1割以下しかクリーンな音は使っちゃダメ。楽曲のなかで何か一つ以上新しいことをする。公表するのはこれぐらいにしておきましょう。

――ジャイアニズム・シリーズを歌うときのヴォーカルに関してもルールはあるんですか?

YOMI: なんだろう……あんまキレイに歌いすぎないっていのはありますね。

――再レコーディグした旧作は、いまのライヴ・アレンジに近いものになってるんですか?

柩: そうだね。だからテンポとか速い。前の音源よりも。

――ジャイアニズムのなかで過去にもっともライヴで演奏した曲というと?

YOMI: 「自傷」じゃないかな。

――このシリーズのなかで、個人的にこれが好き、これはどうもというのはありますか?

咲人: 俺はけっこうあるかな。

柩: 俺はいまだと「ジャイアニズム碌」「ジャイアニズム叱」「ジャイアニズム天」が好き。あのテンポ感とか構成がなんか好き。あ~でも「ジャイアニズム罰」もいいし。ライヴでやるなら「ジャイアニズム惨」もいいしな~。どれも好きだわ(笑)。

YOMI: 俺はどれもいいけど、昔のよりは新しいジャイアニズムの方がやってて楽しい。

――ファンの人はどのジャイアニズムが好きなのかも気になるところですね。

咲人: 聞いてみたいね。BARKSでアンケートとかできないんですか?

柩: アナタの好きなジャイアニズムはどれですか? って。

咲人: 理由も知りたいですね。なんでこれが好きなのか。

YOMI: どこが好きか。

――メンバーの予想ではどの曲が人気を集めそう?

YOMI: 「自傷」が好きって人が多いんじゃない?

咲人: ああ~、多そうだね。

柩: ライヴでもいっぱいやってるし。

「演奏してて自分たちも熱くなるし、ファンの子たちも熱くなる。ステージにいてターボが入る感じ」(柩)

――では、ジャイアニズム・シリーズはずばり、ナイトメアのどんな部分を強調したものといえますか?

YOMI: 怒り! あとストレス!

咲人: 総合的に見て、静と動でいったら“動”のほうっていうのは間違いない。だからナイトメアのライヴ感が出るシリーズ。

柩: 演奏してて自分たちも熱くなるし、ファンの子たちも熱くなるし。燃える!! ステージにいてターボが入るというか加速するスイッチが入る感じ。

――埼玉スーパーアリーナではもちろんこのシリーズを全曲通してやることに…?

柩: と思われてるんだろうけど。やる方向ではある……よね? 続けてやる?

YOMI: たぶんここで「やる」といっといたほうがみなさんの期待度は高まりますよね?(笑) やるやる!(一同爆笑)

――うはははっ(笑)。過去にこのシリーズを続けて演った記録は?

柩: 5~6曲連続でやったのが一番。しかもそれ、イベントだったんですよ! 持ち時間が25分か30分しかなくて「じゃあジャイアニズムだけ続けてやってみよう」って、ジャイアニズムばっかりやった(笑)。

YOMI: 新木場COASTで(笑)。

柩: あれだよ! メンバー登場のSEまでジャイアンのテーマ曲にして。

咲人: ああ~そうだ!

柩: それで登場してジャイアニズムだけやって帰ったっていうね(笑)。

――うっひゃひゃひゃ(笑)。それめちゃくちゃカッコいいじゃないですかっ!!!!!!!

柩: イベントだからできたんだよね。

咲人: スーパーアリーナもそういうイメージでいきたいとは思ってるんだ。バーッとジャイアニズムでいっちゃうイメージで。できるだけそれで突っ走りたい!

――このシリーズ連ちゃんって、観る側もそうですけど演る側もキツいんですよね。

YOMI: 2曲ぐらいならなんとか。3曲になると辛くなってくると思う。だから、ちゃんとペース配分考えれば10曲いけるかもしれないけど。

咲人: 俺は10連チャンいける!(自信たっぷり)

柩: 俺も。でも、シャウト(する声)が出なくなるかもしれないな~。

――では2010年、バンド結成10周年のアニバーサリー・イヤーに突入する訳ですが。どんな年にしたいですか?

柩: ペースは変えずいきたいですね。10周年だからもちろん盛り上げてはいきたいけど、そこにピークは持っていかなくていい気がするんですね。だってこの先、11年目も12年目もくるんだから。自分たちのペースとテンションでやっていけばいいと思う。

――ライヴ・イヤーになりそうですか、それとも作品イヤーになりそうですか?

咲人: 半々。どっちもいいバランスでやっていきたいかな。

――今回の『GIANIZM』が“ベスト盤第1弾”と紙資料には書いてあるんですけど。これはNEXTがあるということなんですよね?

咲人: そこはあまり気にしないで下さい。

YOMI: まだ秘密!

――埼玉スーパーアリーナのライヴでは重大発表があるという噂もありますが。

YOMI: あるかも。どうかなぁ……(微笑)。

取材・文●東條祥恵

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