ソウルの伝説的プロデューサー、ウィリー・ミッチェルが死去。

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ソウル・レジェンドのアル・グリーン(Al Green)らを手がけたことで知られる名プロデューサー、ウィリー・ミッチェル(Willie Mitchell)が亡くなった。享年81歳。

ウィリー・ミッチェルは、メンフィスの大学病院にて米国時間の5日朝7時25分に亡くなった。ウィリーは心停止を起こして入院しており、2週間以上ベッドに伏していたという。近年もアル・グリーンと再びタッグを組んで"I Can't Stop"、"Everything's OK"という2枚のアルバムを手がけたほか、ジョン・メイヤー(John Mayer)やロッド・スチュアート(Rod Stewart)のアルバムに参加するなど活躍しており、2008年にはグラミー功労賞も贈られていた。

ウィリー・ミッチェルは、特に彼が社長に就任したHi Recordsから生み出された70年代のヒット作品群のプロデューサーとして知られ、アル・グリーンの代表作である"Let's Stay Together"や"I'm Still In Love With You"などを手がけた。また、2008年に急逝した日本人ソウル・シンガー、ORITOの1995年発表のデビュー作『SOUL JOINT』をプロデュースしたこともある。本人名義の作品もGZAの名曲"Liquid Swords"などのサンプリング・ソースとして知られている。

ご冥福を祈ります。

text by notrax
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