L'Arc~en~Cielが注目するオリンピック種目とは?

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yukihiro:僕はフィギュアスケートの選手が氷に残す(エッジの)ラインがすごいキレイだなと思っていて。そういうのが想像できるような、なめらかなノリが出ればいいなと思いながらドラムを叩いていました。

――1年半ぶりのシングルがオリンピックのテーマ曲ということで、ここにかける想いとは?

hyde:最近は久しぶりに会うのが当たり前になってきてるんですけど(笑)。手の内がどう出てくるかっていうのが新鮮で。この1年半の間に何を掴んできたのかとか、アプローチの仕方とか、そういうのが楽しみでしたね。

ken:わりと(会ってない)間、みんなが何をしてるのか知らない(笑)。それで久しぶりに会って、それが普通なんで。優しく出てくるのか、トゲトゲしく出てくるのか、はたまた何なのか、っていうのを楽しむ。で、今回はオリンピックのテーマソングっていうお題をいただいたので、それでどう出てくるのかなっていう。

――オリンピックのテーマソングとして作るということでの違いは?

tetsuya:お題をいただいて、そこに向かってアイデアを搾り出したりっていう。その面白さはありました。

――演奏しているときにスポーツを意識しますか?

tetsuya:壮大なバラードではあるんですけど、ベースだけ聞くと意外にロックしてるというか。見えないところで地味ぃに頑張ってます(笑)。

――アスリートが舞台に立つときの気持ちは、アーティストにも通じるものがあるそうですが?

hyde:あぁ、僕もちょっと思ってます。僕らって、ものを作る仕事ではあるんだけど、やっぱりファンの人がいてくれて成り立ってると思うんです。アスリートの人たちも、個人が目立つけど、実は周りの人が支えてたり、日本中がその人を応援してる、1億何千万の人たちが。その人たちとのつながりというか、周りの人を巻き込んで、その場に立っているっていうことが似てるなと思います。

ken:アスリートたちは、本番までにちゃんと用意してるじゃないですか? けど、僕はそこまで用意できてない(苦笑)。僕、ステージに立つときは“じゅうぶん練習したぞ”“ここでもうひと踏ん張り!”と思うと、なんかダメ(笑)。練習量がオリンピック選手とは違うと思うし、恐れ多いですね。

――ギターを持ち帰る場面もありますが、演奏面で意識したことは?

ken:最初はhydeの作ってきた形でアコギを入れて、一所懸命アコギを弾こうと思ってたんですけど“でもオリンピックだぞ!?”と、もう一越えだなと思ってエレキギターを弾こうかなと。それで「hydeくん、これはイメージに合っているのでしょうか?」とお伺いをたてて、OKをもらったのでエレキも盛ってます、という感じです(笑)。

――では、あのエレキはスポーツの疾走感とリンクさせたもの?

ken:そうですね。僕は冬のオリンピックの現場に行ったことがないからわからないですけど、なんだか風を感じるんですよね。ジャンプにしても、フィギュアにしても、スキーにしても。風をはためかせてなのか、受けてなのかはわからないけど、そういうようなフレーズを弾けたらなと思いました。

――オリンピックの印象、気になる競技は?
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